アッシュ系カラーに染めたものの、「すぐに色が落ちてオレンジっぽくなってしまった」「赤みが出てきて汚く見える」という経験は意外と多いものです。
公式サイトの画像やネットの口コミだけでは、実際に自分の髪に使った時の発色や、色が濁らないか(緑にならないか)までは分かりにくいのが正直なところです。
そこでこの記事では、美容師歴15年以上の経験と、全く同じ条件で実際に染め比べた検証結果をもとに本当におすすめできるアッシュシャンプーをランキング形式でまとめました。
にっしゃんアッシュ系カラーの色落ち対策として「自分の髪の状態にはどれが合うのか」を判断するヒントになれば嬉しいです。
アッシュシャンプーの役割と選び方
アッシュシャンプーを選ぶ際、ただ「人気があるから」という理由だけで選ぶとイメージ通りの仕上がりにならないことがあります。
美容師目線でチェックしてほしいポイントは以下の3つです。


①「赤み消し」の強さで選ぶ
アッシュシャンプーの最大の役割は、日本人の髪に出やすい「赤み」や「オレンジみ」を反対色である「青(ブルー)」の色素で打ち消すことです。
ブリーチをしていない髪や、赤みが強い髪には「色素が濃いめ」のものを選ばないと効果を感じにくい傾向があります。
逆に、ブリーチを繰り返したかなり明るい髪に濃すぎるものを使うと、青が強く出すぎて「緑色」に濁ってしまうリスクもあるため、髪の明るさに合わせた濃度選びが重要です。
②「仕上がりの色味」で選ぶ
一言に「アッシュ」といっても、メーカーによって色味の方向性はさまざまです。
- しっかりと青みが強いタイプ(赤みを強力に消す)
- グレー感が強いタイプ(くすませて透明感を出す)
- ほんのり紫を含んだタイプ(黄ばみを抑えて透明感を出す)
「赤みを消したい」のか「透明感を出したい」のか、目的によって選ぶべきアッシュシャンプーは変わってきます。
③「使用感」で選ぶ
カラーシャンプーは継続して使うことで効果を発揮するものなので、洗い流した後の手触りや泡立ちの良さといった「使用感」も意外と重要なポイントです。
特にアッシュ系カラーを楽しむ方は、ブリーチやハイトーンカラーを繰り返していることが多いため、ケア成分や洗い上がりの質感が良いものを選ぶとストレスなく使い続けられます。
【検証結果】現役美容師が比較したアッシュシャンプー一覧表
今回は人気のアッシュシャンプー4種類を、実際に毛束に染めて比較しました。
点数評価ではなく、検証で感じた特徴をまとめています。
アッシュシャンプー比較表
発色の濃さ・色味・使用感を徹底比較
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | 検証画像 (タップで拡大) |
色の濃さ | 色味の傾向 | 放置時間(目安) | 手触り・使用感 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1
|
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カラーガジェット ブルーベリーアッシュ |
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標準
|
青みのある クリアアッシュ |
5〜10分放置が目安 | なめらかで指通りが良い |
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2
|
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イロプラス アッシュ |
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濃いめ
|
深みのある グレイッシュ |
短時間でも変化あり | ややきしみあり |
|
3
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クオルシア アッシュ |
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特濃
|
非常に濃い ブルーバイオレット系 |
5分以内 (緑化注意) |
サラッと軽め(軋みは感じにくい) |
| 4 |
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ソマルカ アッシュ |
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標準
|
透明感のある マイルド色 |
短時間でも変化しやすい | 軽めだが、ややきしみを感じることも |
アッシュシャンプーおすすめランキング【最新版】
検証結果と実際の使用感を踏まえ、使いやすさや選びやすさを基準にランキング化しました。
🥇 1位:カラーガジェット ブルーベリーアッシュ
【総合・バランス】使用感と色味補正のバランスが優秀


- 黄色味も赤味もしっかり抑えてアッシュグレーに染まる
- 染料が濃く、3〜5分の放置でも色が入る
- 泡立ちが良く、普段のシャンプー感覚で使える
- アッシュ系カラーの色持ちが格段に良くなる
- 青みが強いため、かなりのハイトーンだと青くなりすぎる
- ブリーチ毛だと洗い上がりに少しパサつきを感じやすい
- 150mlと少なく、毎日使うにはコスパが少し気になる




特徴と検証レビュー


カラーガジェット ブルーベリーアッシュ
青みを含んだクリアなアッシュグレー系の発色で、気になるオレンジみを自然に抑えつつ透明感のあるアッシュカラーをキープしてくれます。
特筆すべきはやはり使用感で、カラーシャンプー特有のキシキシ感が少なく、泡立ちや香りの良さが際立っています。
「色は維持したいけれど、髪のパサつきも気になる」という方にとって、最もバランスが良く使い続けやすい1本です。
ただし、3位のクオルシアのような「ガツンと濃い色」ではないため、色が抜けきってしまった強い赤みを一発で消したい方には色が薄く感じるかもしれません。
あくまで、まだキレイな髪色のうちに日々のケアで綺麗を保つためのカラーシャンプーです。
- 色味: 青みを感じるクリアなアッシュ
- おすすめ: アッシュ系を維持したい方、使用感重視の方



色味のバランスが絶妙で「色が入らない」や「色が入りすぎた」の失敗がしにくいです!
香りも良いのでバスタイムの気分が上がりますよ!
🥈 2位:イロプラス アッシュ
【高発色・コンパクト】短時間でしっかり赤みを抑えたい人へ


- 黄ばみを自然に抑えて、透明感のあるアッシュ系に色が入る
- 連続使用することでヘアカラーの持続力が増す
- 泡立ちがいい
- 暗めの髪色(6トーン以下)では発色が見えにくい
- 色味の補正がやさしめなので、濃く色を入れたい人には物足りない可能性あり
- 容量が少ない
- 保湿力が弱い




特徴と検証レビュー


イロプラス アッシュ
比較的短時間の放置でも、深みのあるグレイなアッシュがしっかりと発色し、退色して浮いてきた赤みや黄ばみをグッと抑え込んでくれます。
デメリットとしては容量が120mlと少ないため、ロングヘアの方が毎日使うとすぐになくなってしまう点です。
ただ、その分価格も手頃なので「次のカラーまでの繋ぎとして使いたい」「まずは1本試してみたい」という方にはかなり試しやすいサイズ感になっています。
- 色味: 深みのあるアッシュグレイ
- おすすめ: しっかり色を入れたい方、短期間で使い切りたい方



放置時間が短くても色が入りやすいので、忙しい日のケアにもぴったりなカラーシャンプーです!
🥉 3位:クオルシア アッシュ
【特濃・赤み消し】頑固なオレンジみも黄ばみも強力に抑える


- 3分から色がしっかり入ってくるほど発色が早い
- 紫寄りのアッシュで黄ばみをしっかり抑えられる
- 透明ボトルで残量が見えて使いやすい
- 容量が多くコスパが高い
- 発色が強く、髪質によってはムラが出やすい
- ハイトーンでは紫味が強く出る可能性あり
- 初心者は放置時間の調整が必要




特徴と検証レビュー


クオルシア アッシュ
非常に濃い「青」に加えて「濃い紫」も配合されているのがポイントで、頑固なオレンジみだけでなくハイトーン特有の「黄ばみ」も強力に打ち消してくれます。
そのため、ハイトーンの黄ばみをしっかり消して、少し濃いめのアッシュをしっかりと入れたいという方には非常に向いています!
ただし、紫がかなり濃く入っているため透明感のあるアッシュグレーにしたい方には若干不向きです。
仕上がりが少し紫みのあるアッシュに寄りやすいため、「くすんだグレー」を目指す場合は別のシャンプーを選ぶか、混ぜて調整するなどの工夫が必要な「玄人向け」のアイテムです。
- 色味: 非常に濃いディープブルー・パープル系
- おすすめ: 暗髪アッシュの方、赤み・黄ばみがかなり強い方



とにかく濃いです!
金髪に使うと緑や紫に寄ることもあるので、慎重に使ってくださいね。
4位:ソマルカ アッシュ
【初心者・透明感】失敗しにくい穏やかな色素でケア


- 3〜5分で黄ばみ補正
- 紫寄りで白っぽいグレーに発色する
- ムラになりにくい泡で均一に仕上がる
- 日常ケアに取り入れやすい
- 10分以降は濃くなりにくい
- 毛先がきしみやすい(トリートメント必須)
- ネジ式キャップ+水っぽいため扱いに注意
- 暗髪では変化がわかりにくい




特徴と検証レビュー
hoyu(ホーユー) ソマルカ アッシュ
色素の濃さは標準〜やや控えめですが、決して「色が入りにくい」わけではありません。
ガツンと暗くするほどではありませんが、気になる黄色みやオレンジみを抑えて、透明感を出すための色素はしっかり入っています。
また3位のクオルシアのように「濃すぎて緑になる」という失敗が起きにくいため、初めてアッシュシャンプーを使う方には非常に扱いやすいアイテムです。
ただし、洗い上がりは少しきしみを感じやすい傾向があるため、ダメージが気になる方はトリートメントでしっかりケアすることをおすすめします!
- 色味: 透明感のあるアッシュ
- おすすめ: 初心者の方、現状の色味をキープしたい方



「アッシュにしたいけど緑になるのは絶対イヤ!」という人は、まずこれから試せば間違いありません!
ノンブリーチ毛でもアッシュシャンプーは使える?
結論から言うと、使えますが劇的な色の変化は期待できません。


アッシュシャンプーはあくまで「髪の表面に色素を乗せる」ものなので、黒髪や暗い茶髪を明るくしたり透明感のあるグレーにしたりする力はありません。
ただし、ノンブリーチの髪色でも退色して出てきた赤っぽいキラキラを抑えるという効果は十分にあります。
特に2位のイロプラスや3位のクオルシアのような「濃いめ」のタイプを使えば、光に当たった時の透け感をアッシュ寄りに整えることは可能です。



「なんとなく赤っぽさが落ち着いたかな?」という程度のニュアンスチェンジとして活用するのがおすすめです!
アッシュシャンプーとシルバーシャンプーとの違い
よく似ている「アッシュシャンプー」と「シルバーシャンプー」ですが、基本的には以下のように使い分けます。


- アッシュシャンプー(青色の色素メイン)
- 赤み・オレンジみを消したい時に使う。(暗髪でもハイトーンでも)
- 暗めの髪や、茶色っぽく退色した髪におすすめ。
- シルバーシャンプー(無彩色・グレーの色素メイン)
- 黄色みを消して、くすませたい時に使う。
- ブリーチをした金髪や、ハイトーンの髪におすすめ。
自分の髪の退色状態を見て、「オレンジっぽいならアッシュ」「黄色っぽいならシルバー」と選ぶのが失敗しないコツです!
アッシュシャンプーでよくある失敗
アッシュシャンプーを使う上で最も多い失敗は、髪が緑色になってしまったというケースです。
これは、ブリーチなどで髪が「黄色」くなっている状態のハイトーンの髪色に、アッシュシャンプーの「青」が混ざることで、絵の具と同じ原理で「緑」になってしまう現象です。


特に青色の色素の濃いシャンプーを、黄色みの強いハイトーンの髪に長時間放置すると起こりやすくなります。
もし緑になるのが心配な場合は、「紫シャンプー(ムラシャン)」を少し混ぜて使うか、放置時間を短くして様子を見ながら使うようにしてください。
まとめ
アッシュシャンプー比較表
発色の濃さ・色味・使用感を徹底比較
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | 検証画像 (タップで拡大) |
色の濃さ | 色味の傾向 | 放置時間(目安) | 手触り・使用感 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1
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カラーガジェット ブルーベリーアッシュ |
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標準
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青みのある クリアアッシュ |
5〜10分放置が目安 | なめらかで指通りが良い |
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2
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イロプラス アッシュ |
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濃いめ
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深みのある グレイッシュ |
短時間でも変化あり | ややきしみあり |
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3
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クオルシア アッシュ |
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特濃
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非常に濃い ブルーバイオレット系 |
5分以内 (緑化注意) |
サラッと軽め(軋みは感じにくい) |
| 4 |
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ソマルカ アッシュ |
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標準
|
透明感のある マイルド色 |
短時間でも変化しやすい | 軽めだが、ややきしみを感じることも |
アッシュシャンプー選びで大切なのは、「どれが一番高性能か」よりも「今の自分の髪の悩み(赤み・黄色み)に合っているか?」です。
- バランス良くアッシュの色味をケアしたいなら 1位のカラーガジェット ブルーベリーアッシュ
- しっかり赤みを消したいなら 2位のイロプラス アッシュ
- 頑固なオレンジ・黄ばみには 3位のクオルシア アッシュ(※緑化・紫化に注意)
迷った場合は、まず総合力の高い1位のカラーガジェット ブルーベリーアッシュ
カラーシャンプー全般に言えることですが、カラーシャンプーは「元の髪色」との相性が仕上がりを大きく左右します。
自分の髪の状態をよく観察して、きれいなヘアカラーで過ごせるような最適な1本を選ぶ参考にしてみてください!



随時ランキングは更新していきますので、定期的にチェックしてみてください!






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