「サウナに行くと髪色がすぐ落ちてしまうのはなんで?」
「汗をかくと、せっかくのヘアカラーが抜けやすいって本当?」
にっしゃんこういった疑問に、美容師歴15年以上の私「にっしゃん」が原因と対策を詳しく解説していきます!
結論から言うと、汗やサウナで髪色が落ちる原因は熱・湿気・汗の塩分やアルカリでキューティクルが開いてしまうからなんです。
でも大丈夫!
特別なアイテムがなくても、サウナ前後のちょっとした習慣と、退色後のカラーシャンプーでの補色ケアを取り入れるだけで、色持ちはしっかり守れます。
更に抜けてしまったヘアカラーもしっかりと色補充をしてキレイに見せる、おすすめのカラーシャンプーも紹介しているので参考にしてみて下さい!
サウナで髪色が落ちるのはなぜ?


カラー後の髪はとてもデリケートで、外からの刺激に弱くなっています。
サウナや運動で汗をかくと、髪が高温+高湿度+塩分にさらされ、キューティクルが開いたままになってしまいます。
色落ちする理由
- 熱や水分でキューティクルが開く
- 汗の塩分でpHがアルカリ性に傾く(キューティクルが開いてしまう)
- 湿気で内部の水分が膨らみ、キューティクルが開いてしまう
実際、サロンでもサウナ好きのお客様は退色スピードが早い傾向があります。



とくにブリーチ毛や寒色系・ピンク系のような淡いハイトーンカラーをされている人は影響を受けやすく、「サウナ1回で一気に色が落ちた」と相談されることもあります。
サウナ前にできる色落ち防止ケア
サウナ前にどんな準備をするかどうかで、ヘアカラーの退色の進み方が変わってきます!


①髪を濡らさず入る
濡れた髪は キューティクルが開いた状態です。
そのため、サウナ前には髪の毛は極力濡らさないようにしましょう!
②髪をゆるくまとめる
髪の毛自体をまとめることで表面積が減り、熱の直撃から守れます。
特に女性のロングヘアほど効果は大きく、そのまま下ろしておくと熱の影響を直接受けてしまうので注意が必要です。
③タオル or サウナハットで熱を遮断
頭皮は毛髪の温度が上がりすぎないようにするのが目的。
頭皮温度が高いほど汗の分泌量が増え、塩分の影響も強くなります!
④上段を避ける
暖かい空気は上に溜まるため、上段にいくほど温度差が激しく、汗が瞬時に蒸発=塩分濃縮が起こりやすいゾーン。
髪色を守りたい人は中段〜下段がベストです。



実際、週4でサウナに行くお客さんが「上段をやめただけで色持ちが全然違った」と話してくれたこともあります。
サウナ中に気をつけたいポイント


サウナ中は熱・汗・乾燥が最も強く髪の毛に対して作用する時間帯です。
ここでは退色しやすいサウナ中の3つの対策方法を、読みやすく整理して解説します!
① 汗が垂れたらすぐに軽く拭く
サウナ中は体温が上がることで汗が一気に出てきますが、この汗に含まれる塩分がキューティクルを開かせ、色落ちを早める原因になります。
特にブリーチ毛やピンク系・寒色系などは塩分の影響を受けやすく、汗がそのまま髪に流れると退色しやすい状態になります。
汗が流れてきたと感じたら、こするのではなくタオルで軽く押さえるだけで吸い取るのがポイントです。
こすってしまうと熱で影響を受けやすくなっている毛髪のキューティクルが摩擦でが削れ、さらに褪色を促進させてしまいます。



小まめに汗を取るだけでも、サウナ中の退色リスクはしっかり減らせます。
② 髪が熱くなったら一度外に出る
サウナの高温環境では髪の内部が膨張し、キューティクルが開きやすくなります。
髪が「熱い」と感じ始めた段階は、ちょうど染料が抜けやすい状態に入っているサインです。
無理に我慢せず、一度外に出て髪の温度を下げてあげることで、退色の進行を抑えることができます。
③ 長時間入りすぎない(10分前後を目安に)
サウナは「高温 × 乾燥×汗(塩分)」という、ヘアカラーが最も退色しやすい環境です。
温度が高いほど髪内部の水分が膨張し、キューティクルが開く状態が長く続いてしまいます。
特に上段は温度がさらに高くなるため、髪色を守りたい人は避けた方が安全です。
長く入るほど退色リスクは高まるため、ヘアカラーの色持ちを優先したい日は短く何回かに分ける入り方のほうが適しています。
サウナは「短く入ってしっかり冷ます」が髪色を守る一番のコツです。
サウナ後の色落ちを防ぐケア方法


ここがヘアカラーの退色スピードを決める需要なポイントです!
①ぬるま湯(38℃以下)で汗を流す
熱いシャワーはキューティクルが再度開いてしまうのでNG。
38度以下のぬるま湯で流すことで、ヘアカラーの流出を緩やかにします。
>>>カラー後のシャワーの最適温度は「カラー後のシャワーの最適温度は38度以下|色持ちが抜群にアップ!」で詳しく解説しています。
②タオルは押さえるだけ
タオルで水分を吹く時は、ゴシゴシこするのではなく優しく抑えるようにふき取りましょう!
タオルによる摩擦は濡れて開いてしまっているキューティクルを痛めて剥がれさせてしまう事で、ヘアカラーの染料の流出を加速させてしまいます。
③ドライヤーは低温で使用し100%乾かす
ドライヤーの目的は「水分をしっかりと乾かしてキューティクルを閉じる」事。
100%しっかり乾かすことで、開いてしまったキューティクルを閉じる事ができます。
更に低温で乾かすことで、キューティクルのダメージを抑えつつ乾かすことができます。
>>>髪の毛を乾かす重要性と効果的な乾かし方の手順は「髪をすぐ乾かさないと色落ちが早くなる!効果的な乾かし方5step」で詳しく解説しています。
④洗浄力の弱いシャンプーを選ぶ
サウナ後の髪は、熱や汗の塩分で非常にデリケートな状態になっていることが多いです。
そのため、その状態の髪の毛に洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと色落ちの原因になります。
具体的には、市販のシャンプーのほとんどが洗浄力が高いものとなっていることが多いので、美容室で取り扱っているようなダメージケア用のシャンプーを使う事で、ヘアカラーの色持ちを良くすることができます。
もしサウナで色が褪色してしまったら、カラーシャンプーでの補充がオススメ!


汗やサウナの後は、前述したようにヘアカラーの色が抜けてしまいやすいため、ヘアカラーが褪色したように感じやすい日のひとつ。
そんなときは カラーシャンプーでの軽い色の補充が最適です!
カラーシャンプーが効く理由
- カラーシャンプーによって、抜けてしまった色を補充する事ができる
- 髪に負担をかけない
- 週1〜2回で十分色が持ちやすくなる
- 退色しやすいピンク・アッシュ・ベージュなどの髪色に合わせたカラーシャンプーがある



実際、普段からスポーツなどをしていて汗をかきやすいお客さんには「汗をかいた週やその日だけカラーシャンプー」を使うことを提案していますが、それだけでも色持ちは大きく変わります!



自分に合うカラーシャンプーを1本持っておくことで、ヘアカラーの色持ちが全然変わってきます!!
>>>詳しい自分の髪に合ったカラーシャンプーの選び方は「美容師直伝!カラーシャンプーの効果と目的別選び方の完全ガイド」で詳しく解説しています!
では、どんなカラーシャンプーを選べばいいの?
あなたの髪色や退色の仕方・サウナに入る頻度によって最適なカラーシャンプーは変わります。
ここからは、色味別お勧めのカラーシャンプーを分かりやすく解説していきます!
アッシュ系をキープしたい人
ムラサキが配合されているアッシュ系のカラーシャンプー!
紫が配合なので汗で色が抜けてしまって出てしまいやすい黄ばみを抑え、アッシュの透明感を戻したい人に最適。
カラーシャンプーの中でも洗い上りがサラッとしているので、サウナで痛んでバサバサになってしまいやすい髪の人におすすめの1本!
>>>詳しい個別のレビューは「【クオルシア(QUALUCIA)カラーシャンプー アッシュ】を美容師が徹底レビュー|3分で発色する“速攻アッシュ”の注意点も解説」で紹介しています!


ピンク・レッド系をキープしたい人
ピンクだけでなくレッド系の退色にも相性が良く、汗やサウナでオレンジっぽく抜けた色味を自然に戻しやすい1本です。
発色が濃いので少し色が落ちたなという日でも短時間でしっかり色味の補充ができ、毛先のパサつきが気になる人でもさらっとまとまりやすい仕上がりになります。
ピンク〜赤系のツヤ感をキープしたい人に使いやすいアイテムです!
>>>詳しいカラーシャンプーの個別レビューは「【カラーガジェット カラーシャンプー ストロベリーピンク】を病死がレビュー|ピンク紙の色持ちが爆上がる!」で詳しく検証解説しています。


ベージュ・ミルクティー系をキープしたい人
ミルクティーやベージュ系は汗やサウナで色が退色してしまうと、黄ばみが出やすいのが問題…。
ですが、カラーガジェット ミルクティグレージュ
カラーシャンプーの中でも比較的染料が濃いため、色が抜けて「少し黄色っぽいかも」という日でも短時間で色が発色してくれて整えやすいです。
ダメージ毛であっても、毛先がサラッとまとまりやすい仕上がりになります。
ミルクティーのやわらかい色味をキープしたい人に使いやすいアイテムです。
>>>詳しいカラーシャンプーの検証レビューは「【カラーガジェット カラーシャンプー ミルクティーグレージュ】を美容師がレビュー|おしゃれなミルクティー色に染まる!」で詳しく解説しています!


カラーシャンプーはヘアカラーの保険!


カラーシャンプーは、毎日使わなくてOKです!
なので通常のシャンプーと併用して使えるのも良いところ!
1本持っておくだけで安心感が本当に変わります!
サウナの日や汗をかいた日、「なんか今日ちょっと色が薄いな…」という日に1回使うだけで、色持ちは抜群によくなります!!



カラーシャンプーはサウナに行く人にとって「ヘアカラーの保険」みたいなイメージで持っておくと本当に便利です!
汗をかく日ほど効果を実感しやすいですよ。



ただしカラーシャンプーの色をキレイに出すには放置時間がかなり重要なので、放置時間の違いを解説している記事も参考にしてくださいね!
>>>カラーシャンプーの詳しい使い方は「【徹底検証】カラーシャンプーが染まらない人必見!究極の使い方5Step」で詳しく解説しています!
サウナとヘアカラーのQ&A


- サウナに入ると本当に色落ちしやすくなるの?
-
はい。高温、湿気、汗の塩分が重なることでキューティクルが開きやすくなり、染料が流れやすい状態になります。
特にブリーチをしているようなハイトーンカラーのピンクや寒色系カラーは影響が出やすいです。
- サウナに入る日はカラーシャンプーを使ったほうがいい?
-
毎回使う必要はありません。
色がいつもより薄く見えると感じた時だけの使用で十分効果があります。
- 塩サウナは通常のサウナより色落ちしやすい?
-
はい。
塩分が直接髪に触れるため、通常のサウナより退色のスピードが早くなる傾向があります。
- サウナで汗をかいた日はトリートメントを多めに付けたほうが良い?
-
いつもより少し多めに付けることで、汗で開いたキューティクルが閉じやすくなり、色の退色を抑えられます。
- サウナ前に髪を濡らすのはNGなの?
-
NGです。
濡れている髪はキューティクルが開いている状態なので、カラーの染料が一気に抜けやすくなります。
- サウナで髪を守るために一番効果的なことは?
-
タオルまたはサウナハットで頭を覆うことです。
熱の直撃を防げるため、退色スピードが大きく変わります。
まとめ


- サウナで色落ちが起きる主な原因
- 熱でキューティクルが開く
- 汗の塩分でアルカリに傾き色素が抜けやすくなる
- 湿気で髪内部が膨張し染料が流れやすくなる
- サウナ前にできる色落ち対策
- 髪を濡らさず入る
- 髪をまとめて熱から守る
- サウナハットやタオルで温度をコントロール
- サウナ後のケアで色持ちを守る方法
- 38℃以下のぬるま湯で汗を優しく流す
- タオルは押さえるように使用
- ドライヤーは低温で100%乾かしてキューティクルを整える
- 退色を感じた日の補色ケア
- カラーシャンプーで必要な分だけ色味を補う
- 週1〜2回の軽い補色で十分効果が出る
サウナで体が温まり汗が出てくるタイミングは、ヘアカラーが最も抜けやすい瞬間です!
そのタイミングで、どういった状況でどう対処しているかという、ちょっとしたケアの違いで色持ちに大きな差が出ます!
特にサウナ後の髪は高温と汗によってデリケートになりやすいため、負担をかけずにキューティクルを整えてあげることが大切です。
キューティクルが整うことで染料が流れにくくなり、さらに自分の髪色に合ったカラーシャンプーを取り入れると色味もキレイに保つことができます。



汗をかく日でもサウナに入る日でも、しっかりと対処さえしていればヘアカラーの色持ちはしっかり守れます!
無理のない範囲で続けてみてくださいね。
\色が落ちやすい日に持っておくと安心の3本/




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