グレージュの色落ちは汚い?ブリーチあり/なし別の経過と色持ちを良くする4つの方法を美容師が解説

「グレージュに染めたけど、色落ちしたら何色になるの?汚くならない?」

「グレージュの色落ちで緑っぽくなった…これって失敗?」

にっしゃん

そういった疑問に美容師歴15年以上の私「にっしゃん」が詳しく解説していきます!

グレージュはグレーの透明感とベージュの柔らかさを合わせ持った、おしゃれで人気の高いヘアカラーです!

色落ちの過程もキレイに楽しめるカラーとして知られていますが、ケアの仕方を間違えると

  • 緑っぽく濁る
  • 金髪になって汚く見える

といったトラブルに繋がってしまうことも…。

結論から言うと、グレージュの色落ちはブリーチありの場合は約1~2週間でベージュ〜金髪っぽい感じに、ブリーチなしの場合は約4〜6週間でナチュラルブラウンっぽく変化していきます。

そして色持ちを良くする最も効果的な方法は、アッシュシャンプーでグレーの色素を補充することです。

この記事では、グレージュの色落ち経過をブリーチあり・なし別に解説し、汚くなる原因やカラーシャンプーでの対策方法までまとめて解説しています!

にっしゃん

グレージュは正しいケアをすれば色落ちの過程まで楽しめるカラーです!ぜひ参考にしてくださいね!

この記事を読んでわかること
  • グレージュの色落ちは何色になるのか?(ブリーチあり/なし別)
  • グレージュの色落ちが汚くなる3つの原因
  • 色持ちを良くする4つのケア方法
  • グレージュに合うカラーシャンプーの選び方

この記事を書いた人

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にっしゃん (西村 拓弥)

  • 美容師歴15年以上
  • トップスタイリストを経験後、大阪で独立開業
  • 美容室【lit.(リト)】を運営(公式サイト)
  • サロンワークと並行してブログ【イロモチプラス】を運営中
  • 実際に全商品を毛束で検証、忖度なしでレビュー
  • カラーシャンプー検証毛束本数【400本】超え

「サロン帰りの色を一日でも長く楽しんでほしい」という想いでブログを運営をしています!

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グレージュの色落ちは何色になる?ブリーチあり・なし別に解説

グレージュに染めた人が一番気になるのが「色が抜けたら結局何色になるの?」というところだと思います。

色落ちの経過はブリーチのありかなしで大きく変わるので、それぞれ分けて解説していきます!

ブリーチあり × グレージュの色落ち経過

ブリーチをしてからグレージュに染めた場合、色落ちは約1〜2週間で大きく変化していきます。

STEP
染めたて〜3日

グレージュの透明感がもっともキレイに出ている期間です。

光に当たった時にグレーの柔らかいくすみ感とベージュの抜け感が感じられて、一番「グレージュらしさ」が楽しめるタイミング。

ただしブリーチ毛はこの期間が短いので、退色対策として染めた直後からカラーシャンプーを使い始めるのがベストです!

STEP
3日〜1週間

グレーの色素が早くも抜け始めて、ベージュっぽさが増してきます。

ブリーチ毛はキューティクルが開いている分、ここからの退色スピードが一気に加速します。

黄色みも少しずつ感じられるようになってくる時期です。

STEP
1〜2週間

グレーの色素がかなり抜けて、明るめのベージュ〜金髪っぽい感じに一気に変化していきます。

カラーシャンプーでケアしているかしていないかで、ここでの見た目に大きな差が出るポイントです。

STEP
2~3週間以降

グレージュ感はほぼなくなり、明るいベージュ〜黄色みのある金髪寄りの色味に。

ただし完全にブリーチベースの金髪に戻りきるのは3週目以降になることが多いです。

この段階でもカラーシャンプーを続けていれば、ベージュっぽさをキープしてキラキラした金髪になるのを抑えることができます。

ブリーチありのグレージュは、わずか1〜2週間で色味がかなり変わってしまうため、染めた直後からのカラーシャンプーケアが色持ちのカギになります。

ブリーチなし × グレージュの色落ち経過

ブリーチなしでグレージュに染めた場合は、ブリーチありに比べて色の変化がゆるやかで、色落ち後もナチュラルに見えやすいのが特徴です。

STEP
染めたて〜2週間

くすみのあるグレージュ感がしっかりキープされている期間。

ブリーチなしの場合は髪内部のメラニン色素が残っているため、ブリーチしている人ほど透明感はないのですが色の定着力がブリーチ毛より高く、比較的長くグレージュの雰囲気を楽しめます。

STEP
2〜4週間

グレーの成分が徐々に抜け始めますが、急激にベージュや金髪にはならずやや赤みのあるオレンジブラウン〜ナチュラルブラウン方向に近づいていきます。

ブリーチなしの場合はメラニン色素が残っている分、退色時にオレンジっぽさが少し出やすいのが特徴です。

ただし変化自体はゆるやかなので、ブリーチありほど急激に色が変わることはありません。

STEP
4〜6週間

ほぼ元の髪色に近い状態に戻ります。

メラニン色素が残っている分、やや赤みやオレンジみのある暖かみのあるブラウンに落ち着くことが多いです。

ブリーチ毛のように一気に金髪になることはないので、色落ち後もナチュラルな印象を保ちやすいのが強みです。

ブリーチなしのグレージュは色持ちが良く、色落ち後もナチュラルで汚くなりにくいのが最大のメリットです。

にっしゃん

ブリーチありかなしで色落ちの速さも最終的な色もかなり違います!
自分の髪の状態に合わせたケアが大切です!

グレージュの色落ちが汚くなる3つの原因

グレージュは色落ち過程もキレイに楽しめるカラーですが、ケアの仕方や髪の状態によっては「汚い」色落ちに見えてしまうケースもあります。

ここでは、美容師として実際に相談を受けることが多い「汚く色落ちしてしまう3つの原因」を解説します。

原因①:黄色み × 青み = 緑になるパターン

グレージュの色落ちで最も多いトラブルが緑っぽく濁るパターンです。

これは、グレージュに含まれるグレー(青み)の色素と、ブリーチ後の髪に残っている黄色みが混ざることで起こります。

絵の具と同じ原理で、青 × 黄色 = 緑になってしまうのです。

特にブリーチ回数が1回で黄色みが強く残っている場合に起こりやすく、グレーの色素が中途半端に残っている退色途中のタイミングで緑っぽく見えてしまいます。

原因②:赤み・オレンジが出てきて汚く見えるパターン

日本人の髪はメラニン色素の影響で、カラーが退色すると赤みやオレンジが出やすい特徴があります。

グレージュのグレーの成分が抜けてくると、その下に隠れていた赤みやオレンジが表面に出てきてしまい、くすんだオレンジ色に見えることがあります。

特にブリーチ回数が少ない場合や、もともと赤みが強い髪質の人に起こりやすい現象。

この赤み・オレンジを抑えるには、アッシュシャンプーで青の色素を補充するのが最も効果的です。

原因③:ダメージによるムラ落ちパターン

毛先と根元でダメージ差がある場合、色の抜け方にムラが出てしまうことがあります。

特にブリーチを繰り返している毛先はキューティクルが開きやすく、色素が流出しやすい状態。

根元はまだ色が残っているのに毛先だけ先に金髪になってしまい、全体的に「汚い色」に見えてしまうケースはサロンでもよくご相談をいただきます。

この場合は、カラーシャンプーの放置時間を毛先だけ少し長くするなどの工夫で、ムラを軽減することができます!

にっしゃん

緑っぽくなった場合はムラサキシャンプーで黄色みを消すか、早めに美容室に相談するのがベストです!

グレージュの色落ちをキレイに保つ4つの方法

グレージュの色落ちをできるだけキレイに、長く楽しむためのケア方法を紹介します。

中でも一番効果があるのはカラーシャンプーなので、まずはそこから解説していきますね!

方法①:カラーシャンプーで色素を補充する【最重要】

グレージュの色持ちを良くする最も効果的な方法は、カラーシャンプーで退色していく色素を補充してあげることです。

カラーシャンプーとは、染料がほんのり含まれているシャンプーのこと。

普通のシャンプーとは違い、洗いながら色を少しずつ補充してくれるので、退色をゆるやかにしてくれます!

グレージュの場合、退色で出やすいのは「赤み・オレンジ」と「黄ばみ」。

この2つの悩みに合わせて、使うカラーシャンプーを選ぶのがポイントです!

シルバーシャンプー
グレーの色素をダイレクトに補充。緑化リスクも低く、グレージュとの相性◎!

アッシュシャンプー
赤み・オレンジが気になる場合に。青の色素がオレンジを打ち消してくれる。ブリーチなしの退色に◎

ムラサキシャンプー
黄ばみが気になる場合に。紫が黄色の補色として透明感をキープしてくれる。

にっしゃん

グレージュのグレー感をキープしたいならシルバーシャンプー、退色で赤みやオレンジが出てきたらアッシュシャンプーを使うのがおすすめ!
両方使い分けるのが最強ですよ!

>>>グレージュの色持ちに最適なアッシュシャンプーの比較ランキングはこちらから!

方法②:ぬるま湯(38℃以下)で洗う

シャンプーの時のお湯の温度も、実は色持ちに大きく影響します。

熱いお湯で洗うと髪の毛のキューティクルが開いてしまい、毛髪内部のカラーの色素が流出しやすくなります。

シャンプー時は38度以下のぬるま湯で洗うのがベスト。

体感としては「ちょっとぬるいかな?」と思うくらいの温度が理想です。

たったこれだけのことですが、高温のお湯で洗い続けた場合と比べると色持ちがかなり変わってきますよ!

>>>その他の色持ちを良くするコツは「カラー後のシャワー温度は38度以下|色持ちが抜群にアップ!」で詳しく解説しています!

方法③:シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かす

濡れた状態の髪はキューティクルが開いたままになっているため、色素が抜け出ていきやすい状態です。

シャンプー後はできるだけ早くタオルドライをして、ドライヤーで完全に乾かすようにしましょう。

濡れたまま寝てしまうと、摩擦によるダメージも加わって色落ちがさらに加速してしまいます。

キューティクルを素早く閉じてあげることで、カラーの染料を内部に閉じ込めて長持ちさせることができます!

>>>ドライヤーでの色持ちケアの詳しい手順は「髪をすぐ乾かさないと色落ちが早くなる!効果的な乾かし方5step」で解説しています!

方法④:紫外線対策をする

グレージュのようなアッシュ系(寒色系)のカラーは、紫外線によって色素が分解されやすいという特徴があります。

暖色系のカラーよりも紫外線の影響を受けやすいため、外出時にはUVカットのヘアスプレーやヘアオイルを使って髪を保護することが大切です。

特に春〜夏の紫外線が強い時期は、帽子をかぶるなどの物理的な対策も効果的です。

>>>紫外線によるカラーへの影響と対策は「紫外線によるヘアカラーの色落ちをさせないための紫外線対策3選」で詳しく解説しています!

にっしゃん

この4つの中でも一番効果があるのはやっぱりカラーシャンプー!
直接染料を補充できるのでグレージュのくすみ感をキープしたいならアッシュシャンプーが最適です!

グレージュの色持ちに合うカラーシャンプーの選び方

グレージュの色持ちを良くするにはカラーシャンプーが最も効果的ですが、「アッシュ」「シルバー」「ムラサキ」などの種類があるので、どれを選べばいいか迷いますよね!

ここでは、グレージュの色落ちの状態に合わせたカラーシャンプーの選び方を解説します!

アッシュシャンプーが最もおすすめな理由

グレージュの「グレー感」をそのままキープしたいなら、シルバーシャンプーが最もダイレクトに効果を発揮します。

その理由はシンプルで、シルバーシャンプーに含まれるグレー(無彩色)の色素がグレージュのグレー成分を直接的に補充してくれるからです。

さらにシルバーシャンプーの大きなメリットとして、アッシュシャンプーのように青の色素が強くないため、ブリーチ毛の黄色みと混ざって緑化するリスクが低いという点があります。

「グレージュのくすみ感を長くキープしたい」「緑になるのが怖い」という人には、まずシルバーシャンプーから試してみるのがおすすめです!

アッシュシャンプーで赤み・オレンジ対策

退色が進んで赤みやオレンジっぽさが気になり始めた場合は、アッシュシャンプーの出番です。

アッシュシャンプーに含まれる青の色素は、オレンジの補色(反対色)。

退色で出てくる赤み・オレンジを打ち消して、くすんだ透明感のある色味に整えてくれます。

特にブリーチなしのグレージュはメラニン色素が残っている分、退色でオレンジっぽさが出やすい傾向があります。

そういう場合はアッシュシャンプーが非常に効果的です。

ただし注意点として、アッシュシャンプーは青の色素が強いため、ブリーチ回数が多く黄色みが強い髪に長時間放置すると青×黄色で緑っぽくなるリスクがあります。

ブリーチ毛に使う場合は放置時間を短めから始めて、様子を見ながら調整するのがポイントです!

>>>美容師が検証して選んだおすすめのアッシュシャンプーは「【検証】アッシュシャンプーおすすめランキング|色落ち・赤み消しの違いを美容師が徹底比較」でランキング形式で紹介しています!

ムラサキシャンプーとの使い分け

ブリーチをしている場合、退色が進むと黄色みが強く出てくることがあります。

この黄ばみにはアッシュシャンプーよりもムラサキシャンプーの方が効果的です。

紫は黄色の補色なので、黄ばみをしっかりと打ち消して透明感のある色味に整えてくれます。

おすすめの使い分け方としては、

  • グレー感をキープしたい → シルバーシャンプーをメインに
  • 赤み・オレンジが気になる → アッシュシャンプー
  • 黄ばみが気になる → ムラサキシャンプーに切り替え

という形で、退色の状態に合わせて使い分けるのがグレージュの色持ちを最大限に延ばすコツです。

もちろんシルバーシャンプーとアッシュシャンプーを交互に使うのも効果的な方法ですよ!

>>>ムラサキシャンプーの効果と使い方は「ムラサキシャンプーの効果と効果的な使用法|キラっとした金髪を消す」で詳しく解説しています!

にっしゃん

グレージュにはシルバーシャンプーをベースに、赤み・オレンジが出てきたらアッシュシャンプー、黄ばみが出たらムラサキシャンプーと使い分けるのが最強の組み合わせです!

グレージュの色落ちに関するよくある質問

グレージュの色持ちはどれくらい?

ブリーチありの場合は約1〜2週間、ブリーチなしの場合は約4〜6週間がグレージュ感を感じられる目安です。

ブリーチありは想像以上に色落ちが早いので、染めた直後からカラーシャンプーでケアするのがかなり重要です。

髪質やダメージの状態によっても変わりますが、カラーシャンプーを使うことでさらに1〜2週間色持ちを延ばせるケースも多いです!

グレージュの色落ちで緑になったらどうすればいい?

緑っぽくなった場合は、ムラサキシャンプーを使って黄色みを打ち消すのが最も手軽な対処法です。

黄色みが消えることで、緑に見えていた色味がグレー寄りに整ってくれます。

ただし、かなり濃い緑になってしまっている場合は自力での対処が難しいため美容室でのカラー修正をおすすめします。

グレージュとアッシュグレーの色落ちの違いは?

グレージュは「グレー+ベージュ」なので、色落ちはベージュ方向(やわらかいブラウン系)に変化していきます。

一方、アッシュグレーは「アッシュ(青み)+グレー」がベースなので、色落ちはよりグレー方向(くすんだシルバー系)に変化しやすい傾向があります。

カラーシャンプーはいつから使い始めればいい?

カラーシャンプーは染めた翌日〜3日以内に使い始めるのがベストです。

色が抜けてから使い始めるよりも、まだキレイな状態のうちから使い始めたほうが色素を維持しやすく、結果的に色持ちが長くなります。

「まだ色が残っているからもったいない」と思うかもしれませんが、予防的に使うことで退色のスピードをかなり遅らせることができますよ!

まとめ

この記事のまとめ
  • グレージュの色落ちは何色になる?
    • ブリーチありは約1〜2週間でベージュ〜金髪方向に変化(完全に金髪に戻るのは3週目以降)
    • ブリーチなしは約4〜6週間でオレンジブラウン〜ナチュラルブラウン方向に変化
  • 色落ちが汚くなる3つの原因
    • ブリーチ毛の黄色み × グレーの青み = 緑化するパターン
    • メラニン色素の赤み・オレンジが露出して汚く見えるパターン
    • 毛先と根元のダメージ差によるムラ落ちパターン
  • 色持ちをキレイに保つ4つの方法
    • カラーシャンプーで色素を補充する【最重要】
    • 38℃以下のぬるま湯で洗う
    • シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かす
    • 紫外線対策をする
  • グレージュに合うカラーシャンプーの選び方
    • シルバーシャンプー:グレーの色素をダイレクトに補充でき、緑化リスクも低い
    • アッシュシャンプー:退色で出る赤み・オレンジを打ち消すのに効果的
    • ムラサキシャンプー:黄ばみが気になるタイミングで切り替え

グレージュは「グレー+ベージュ」という絶妙なバランスで成り立っているカラーなので、そのバランスが崩れると一気に「汚い色」に見えてしまいやすい特徴があります。

特にブリーチありの場合はわずか1〜2週間でグレージュ感がなくなってしまうため、染めた直後からカラーシャンプーでケアを始めることが非常に重要です。

カラーシャンプーの選び方としては

  • グレー感をキープしたいならシルバーシャンプーをメイン
  • 赤みやオレンジが出てきたらアッシュシャンプー
  • 黄ばみが出始めたらムラサキシャンプーに切り替える

という使い分けがベストです。

正しいケアをすれば色落ちの過程もベージュ系に自然に変化していくのでキレイに楽しめますが、逆にケアをしないと金髪や緑に濁ってしまいやすくなってしまいます。

カラーシャンプーに加えて、ぬるま湯洗い・すぐ乾かす・紫外線対策といった日常のケアも積み重ねて、グレージュの「色落ちまでキレイ」をぜひ実現してください!

にっしゃん

グレージュは色落ちまでキレイに楽しめる最高のカラーです!
アッシュシャンプーを味方につけて、長くキレイな髪色をキープしてくださいね!

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