アッシュ系カラーに染めたものの、「すぐに色が落ちてオレンジっぽくなってしまった」「赤みが出てきて汚く見える」という経験は意外と多いものです。
公式サイトの画像やネットの口コミだけでは、実際に自分の髪に使った時の発色や、色が濁らないか(緑にならないか)までは分かりにくいのが正直なところです。
そこでこの記事では、美容師歴15年以上の経験と、全く同じ条件で実際に染め比べた検証結果をもとに本当におすすめできるアッシュシャンプーをランキング形式でまとめました。
にっしゃんアッシュ系カラーの色落ち対策として「自分の髪の状態にはどれが合うのか」を判断するヒントになれば嬉しいです。
アッシュシャンプーの役割と選び方
アッシュシャンプーを選ぶ際、ただ「人気があるから」という理由だけで選ぶとイメージ通りの仕上がりにならないことがあります。
美容師目線でチェックしてほしいポイントは以下の3つです。

「くすませ力」で選ぶ
アッシュシャンプーの役割は、色素の中心である「青」で髪の黄みや赤みを打ち消し、くすんだグレーに寄せることです。
ただ、同じ「アッシュ」でも青紫に振れる商品やブラウンが強く出る商品があり、金髪に使った時にグレーになるかどうかは商品でまったく違います。
そこでこの記事では、白ブロンドの毛束に各商品を塗って測色し、毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたかを「くすませ力」として数値化しました(100%=完全な無彩色)。
くすませ力が高いアッシュシャンプーほど、金髪〜ハイトーンの髪で緑や紫に濁らずグレーになります。
逆に色素が濃すぎるアッシュシャンプーは青紫や青緑に振り切ってグレーから遠ざかるため、くすませ力は低く出ます。
「色の発色(色素の濃さ)」で選ぶ
ブリーチをしていない髪や、赤みが強い髪には「色素が濃いめ」のものを選ばないと効果を感じにくい傾向があります。
赤みやオレンジみを抑える力の目安になるのは、くすませ力ではなく「色の発色」=入った色素の量です。
この記事では、20分置いた時点でどれだけ明るさが落ちたかを測り、一番濃いアッシュシャンプーを満点にした相対値で色の発色を出しています。
ただし、ブリーチを繰り返したかなり明るい髪に濃すぎるものを使うと、青が強く出すぎて「緑色」に濁ってしまうリスクもあるため、髪の明るさに合わせた濃度選びが重要です。
一言に「アッシュ」といっても、メーカーによって狙う色味はさまざまです。
- しっかりと青みが強いタイプ(赤みを強力に消す)
- グレー感が強いタイプ(くすませて透明感を出す)
- ほんのり紫を含んだタイプ(黄ばみを抑えて透明感を出す)
「赤みを消したい」のか「透明感を出したい」のか、目的によって選ぶべきアッシュシャンプーは変わってきます。
「使用感」で選ぶ
カラーシャンプーは継続して使うことで効果を発揮するものなので、洗い流した後の手触りや泡立ちの良さといった「使用感」も意外と重要なポイントです。
特にアッシュ系カラーを楽しむ方は、ブリーチやハイトーンカラーを繰り返していることが多いため、ケア成分や洗い上がりの質感が良いものを選ぶとストレスなく使い続けられます。
【検証結果】現役美容師が比較したアッシュシャンプー一覧表
今回は人気のアッシュシャンプー7種類を、実際に毛束に染めて比較しました。
評価は①くすませ力・②色の発色・③使用感の3項目で、それぞれ5点満点。①②は毛束を測色した実測値で、③は実際に使った採点です。
①のくすませ力は100%で毛束が完全な無彩色(グレー)になった状態、②の色の発色は色味を問わず、入った色素の量で見ています。順位は3項目の平均が高い順です。
アッシュシャンプー比較表
①②は毛束を測色した実測値・③は美容師の採点/総合の高い順に並べています
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | 検証画像 (タップで拡大) |
①くすませ力 5点満点 |
②色の発色 5点満点 |
③使用感 5点満点 |
総合 3項目の平均 |
色味の傾向 | 放置時間(目安) | 手触り・使用感 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1
|
|
クオルシア アッシュ |
|
3.70 |
非常に濃い ブルーバイオレット系 |
5分以内 (緑になる注意) |
サラッと軽め(軋みは感じにくい) | |||
|
2
|
|
KYOGOKU アッシュグレー |
|
3.53 |
黄も赤も抑える ニュートラルグレー |
5〜10分でグレー (3分でも発色・15分がピーク) |
サラサラ・軋みにくい | |||
|
3
|
|
カラーガジェット ブルーベリーアッシュ |
|
3.43 |
無彩色に近い クリアなグレー |
5〜10分が目安 (20分で一番グレーに近づく) |
なめらかで指通りが良い | |||
| 4 |
|
KYOGOKU オリーブアッシュ |
|
3.40 |
緑に振り切らない オリーブブラウン |
5〜10分がベスト (3分で黄色味が消える) |
軋みにくくさらっと | |||
| 5 |
|
イロプラス アッシュ |
|
3.32 |
紫寄りの 濃いめグレー |
短時間でも変化あり | ややきしみあり | |||
| 6 |
|
ソマルカ アッシュ |
|
2.80 |
透明感のある 薄めのグレー |
短時間でも変化しやすい | 軽めだが毛先はかなりきしむ | |||
| 番外編 7位 |
|
グッバイオレンジ 青緑強発色 |
|
1.80 |
青緑〜ターコイズ系 (強発色) |
5〜7分 (毛先の黄ばみは緑注意) |
軋み控えめ・泡立ち良好 |
採点まとめ
3項目それぞれ5点満点。総合はその平均で、この順に並べています。
①くすませ力=白ブロンドの毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか(100%=完全な無彩色)。青紫や青緑に振り切るとグレーから遠ざかるので点が下がります。②色の発色=どれだけしっかり色が入ったか(色味は問わず、入った色素の量で見ています)。赤み・オレンジが残る髪はここが高い商品ほど抑えやすいです。③使用感=手触り・泡立ち・香り・後始末。
アッシュシャンプーおすすめランキング【検証結果ベース】
①くすませ力・②色の発色・③使用感の3項目を5点満点で採点し、その平均が高い順に並べています。
1位は3項目のバランスが一番良いアッシュシャンプーという意味なので、赤みが残る髪なら②色の発色が高い商品、金髪をグレーにしたいなら①くすませ力が高い商品から選んでください。
🥇 1位:クオルシア アッシュ
【総合3.70で1位】色素の濃さは7本で一番。そのぶん白ブロンドでは青紫に振れる

- 3分から色がしっかり入ってくるほど発色が早い
- 紫寄りのアッシュで黄ばみをしっかり抑えられる
- 透明ボトルで残量が見えて使いやすい
- 容量が多くコスパが高い
- 発色が強く、髪質によってはムラが出やすい
- ハイトーンでは紫味が強く出る可能性あり
- 初心者は放置時間の調整が必要
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

クオルシア アッシュの最大の特徴は今回の7本で一番の色素の濃さで、20分時点で明るさが60%落ちて色の発色は満点の5.00です。
1位になったのは、色の発色が満点なうえに使用感も4.25ときしみにくく3項目の平均3.70が7本で一番高かったためです。
弱点はくすませ力の1.85で、白ブロンドの毛束は20分たっても無彩色に37%しか近づかず青紫に振り切ってグレーにはなりませんでした。
1位は3項目のバランスが一番良いという意味で、全員向けの1本ではありません。
クオルシア アッシュは非常に濃い青に加えて濃い紫も配合されているのがポイントで、頑固なオレンジみだけでなくハイトーン特有の黄ばみも強力に打ち消したうえで青紫の色味が残ります。
そのため、ハイトーンの黄ばみをしっかり消して、濃いアッシュをガツンと入れたいという方には非常に向いています!
ただし、紫がかなり濃く入っているため透明感のあるアッシュグレーにしたい方には若干不向きです。
仕上がりが少し紫みのあるアッシュになりやすい玄人向けのアイテムで、くすんだグレーを目指す場合は3位のカラーガジェット ブルーベリーアッシュや2位のKYOGOKU アッシュグレーを選ぶか混ぜて調整する工夫が必要です。
- 色味: 非常に濃いディープブルー・パープル系
- おすすめ: 暗髪アッシュの方、赤み・黄ばみがかなり強い方
にっしゃんとにかく濃いです!
金髪に使うと緑や紫っぽくなることもあるので、慎重に使ってくださいね。
🥈 2位:KYOGOKU アッシュグレー
【総合3.53で2位】くすませ力76%と色素の濃さをどちらも落とさず、上位3本で唯一3項目すべてに弱点がない

- 黄も赤も抑えて偏りのないニュートラルなグレーに染まる
- 3分でグレーが出る速攻発色(15分で一番グレーに近づく)
- カラーシャンプーの中ではサラサラ寄りで軋みにくい
- ブルベ夏の人にも、ハイトーンでなくても使える間口の広さ
- 香りがやや強め
- 洗浄力が控えめで予洗い推奨
- 容器が不透明で残量が見えにくい
- ブリーチなしの暗髪には効果が限定的
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

KYOGOKU アッシュグレーの最大の特徴は黄ばみも赤みも同時に抑えるニュートラル設計と、軋みにくいサラサラ感の両立です。
青をベースに赤・茶を混ぜた色素設計で、どの色にも偏らない透明感のあるグレーアッシュに染まります。
発色も3分でうっすらグレーが出るほど早く、5〜10分でグレーがはっきり立ち上がり、15分で無彩色まで76%に達してピークを迎えました。
ヘマチンや加水分解シルクなどのうるおい系成分が入っていて、カラーシャンプー特有の軋みを感じにくいサラサラの使用感でした。
ただし香りはスパイシーフローラル系がやや強めなので、香りに敏感な方は放置を短めにして調整してください。
2位の理由は、くすませ力3.80と使用感3.90がどちらも上位で、色の発色も2.90と大きく落ち込まないことです。
1位のクオルシア アッシュは色の発色が満点でもくすませ力が1.85と低く、3位のブルーベリーアッシュはくすませ力が7本で一番でも色の発色が最下位なので、偏りのなさではKYOGOKUがこの2本を上回ります。
3位のブルーベリーアッシュと迷ったら、色素の濃さも欲しい方はKYOGOKUを選ぶと満足度が高いです。
明るさの落ち幅はKYOGOKUが−35%でブルーベリーアッシュが−18%なので、赤みやオレンジが残る髪ではKYOGOKUのほうが抑えやすいです。
- 色味: 黄も赤も抑えるニュートラルなグレーアッシュ
- おすすめ: 黄ばみと赤みをまとめて抑えたい方、ブルベ夏で透明感をキープしたい方
にっしゃんカラーシャンプーとは思えないサラサラの洗い上がりです!
黄ばみも赤みも一緒に抑えたい人に、まず選んでほしい1本です!
🥉 3位:カラーガジェット ブルーベリーアッシュ
【総合3.43で3位】7本で一番グレーに近づく。そのぶん色素は一番薄い

- 黄色味をしっかり抑えて無彩色に近いアッシュグレーに染まる
- 3〜5分の放置でも黄みが抑えられて色が入る
- 泡立ちが良く、普段のシャンプー感覚で使える
- アッシュ系カラーの色持ちが格段に良くなる
- 青みが強いため、かなりのハイトーンだと青くなりすぎる
- ブリーチ毛だと洗い上がりに少しパサつきを感じやすい
- 150mlと少なく、毎日使うにはコスパが少し気になる
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

カラーガジェット ブルーベリーアッシュの最大の特徴は黄みをくすませてグレーに寄せる力と、なめらかな使用感の両立です。
検証では白ブロンドの毛束が20分で無彩色まで91%と7本で一番グレーに近づき、青みを含んだクリアなグレーで黄みを自然に抑えつつ透明感のあるアッシュカラーをキープしやすいカラーシャンプーです。
特筆すべきはやはり使用感で、カラーシャンプー特有のキシキシ感が少なく、泡立ちや香りの良さが際立っています。
「色は維持したいけれど、髪のパサつきも気になる」という方にとって、色味のケアと使用感のバランスが良く使い続けやすいカラーシャンプーです。
ただし、20分後の毛束の明るさの落ち幅は−18%と入った色素の量が7本で一番少なく、色の発色の点数は最下位です。
赤みが強く残った髪には1位のクオルシア アッシュのように色素の濃いカラーシャンプーが向いていて、カラーガジェット ブルーベリーアッシュはあくまでまだキレイな髪色のうちに日々のケアで綺麗を保つためのカラーシャンプーです。
- 色味: 青みを感じるクリアなグレー(7本で一番無彩色に近い)
- おすすめ: アッシュ系を維持したい方、使用感重視の方
にっしゃん色味のバランスが良く「色が入らない」や「色が入りすぎた」の失敗がしにくいです!
香りも良いのでバスタイムの気分が上がりますよ!
4位:KYOGOKU オリーブアッシュ
【総合3.40で4位】色素は7本で2番目に濃いが、ブラウンが強くグレーにはならない

- 3分でブラウンが乗るほど染まりの立ち上がりが早く、5〜10分でキレイなオリーブアッシュに
- 赤み・オレンジみを抑えて、グリーン系アッシュ・オリーブ系カラーの色持ちを支える
- ブリーチなしのブラウン系でも赤み抑えに使える濃いめの色素設計
- カラーシャンプーの中では軋みにくく、フローラル系の香りで続けやすい
- ブラウンがしっかり出るので、透明感を残したい人には濁って見えることがある
- 染まりの立ち上がりが早く、放置しすぎると濃く暗めに入りやすい
- 容器が不透明で残量が見えにくい
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

KYOGOKU オリーブアッシュの特徴は緑寄りの色素で赤み・オレンジみを抑えて、やわらかいくすみに寄せられることです。
青に黄色と茶色を混ぜた色素設計で、緑に振り切らないオリーブブラウンに染まります。
緑は赤の補色なうえ色の発色も4.35で7本の中で2番目に濃いので、退色で出てきた赤みやオレンジみをまとめて抑えられるのが強みです。
染まりの立ち上がりも早く、検証では3分でブラウンが乗って金髪っぽさが消え、5〜10分がベストでした。
15分以降はほぼ頭打ちなので、長く置くより短めの放置で回数を重ねる方が扱いやすいタイプです。
注意点は茶色が入るぶん、透明感をそのまま残したい方には少し濁って見えるところです。
白ブロンドの毛束にオリーブアッシュを使うとブラウンの色みが残ってグレー(無彩色)には近づかず、くすませ力が39%と低いのが4位にとどまった理由です。
同じKYOGOKUでも、2位のアッシュグレーはくすませ力76%の青みのクールなグレー、オリーブアッシュはくすませ力39%でブラウンを含んだやわらかいくすみと役割が分かれています。
- 色味: 緑に振り切らないオリーブブラウン
- おすすめ: 赤み・オレンジみを抑えたい方、オリーブ系やグリーン系アッシュの色持ちを伸ばしたい方
にっしゃん赤みが出てきたタイミングで使うと、くすみが戻って落ち着いて見えます!
暗くしたくない日は3分前後の短めから試してみてくださいね。
5位:イロプラス アッシュ
【総合3.32で5位】7分でグレーのピーク。置くほど紫っぽくなる

- 黄ばみを自然に抑えて、透明感のあるアッシュ系に色が入る
- 連続使用することでヘアカラーの持続力が増す
- 泡立ちがいい
- 暗めの髪色(6レベル以下)では発色が見えにくい
- 色素の量は7本の中で3番目で、クオルシア アッシュほど濃く入れたい人には物足りない可能性あり
- 容量が少ない
- 保湿力が弱い
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

イロプラス アッシュの魅力は1回でも変化を感じられる発色の早さと、手に取りやすいサイズ感です。
比較的短時間の放置でも濃いめのグレーが発色し、退色して浮いてきた赤みや黄ばみをしっかり抑えてくれます。
イロプラス アッシュを毛束で実測すると7分がグレーのピーク(無彩色まで74%)で、15分以上置くと紫が勝ってきます。
20分まで置くと無彩色への近さは59%まで下がるので、放置時間は短めにするのが向いています。
5位にとどまったのは、くすませ力・色の発色・使用感のどれも中位で突出がなく、保湿力の弱さで毛先がきしむ使用感の3.10が足を引いたためです。
デメリットとしては容量が120mlと少ないため、ロングヘアの方が毎日使うとすぐになくなってしまう点です。
ただ、その分価格も手頃なので「次のカラーまでの繋ぎとして使いたい」「まずは1本試してみたい」という方にはかなり試しやすいサイズ感になっています。
- 色味: 紫寄りの濃いめグレー
- おすすめ: 短い放置時間でグレーを入れたい方、短期間で使い切りたい方
にっしゃん放置時間が短くても色が入りやすいので、忙しい日のケアにもぴったりなカラーシャンプーです!
6位:ソマルカ アッシュ
【総合2.80で6位】7分でグレーにはなるが、色素が薄く毛先はきしむ

- 3〜5分で黄ばみ補正
- 紫寄りで白っぽいグレーに発色する
- ムラになりにくい泡で均一に仕上がる
- 日常ケアに取り入れやすい
- 10分以降は濃くなりにくい
- 毛先がきしみやすい(トリートメント必須)
- ネジ式キャップ+水っぽいため扱いに注意
- 暗髪では変化がわかりにくい
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

hoyu(ホーユー) ソマルカ アッシュの特徴は失敗の少ない穏やかな発色と、透明感のある仕上がりです。
ソマルカ アッシュのくすませ力は7分がピークで、白ブロンドの毛束はその時点でグレーまで近づき、それ以上は濃くなりません。
色素の量は黄色みを抑えて透明感を出す程度で、ガツンと暗くするほどの濃さはありません。
色素が薄いぶん、ソマルカ アッシュは1位のクオルシアのように濃すぎて緑になる失敗が起きにくく、初めてアッシュシャンプーを使う方にも扱いやすいアイテムです!
ただし洗い上がりは毛先がかなりきしむので、トリートメントは必須です。
ソマルカ アッシュが6位に落ち着いたのはくすませ力こそ2位のKYOGOKU アッシュグレーと同じ76%まで届くものの、色の発色が1.90と薄く使用感も毛先のきしみやネジ式キャップの使いにくさで2.70にとどまり、3項目の平均が下がったためです。
- 色味: 透明感のあるアッシュ
- おすすめ: 初心者の方、現状の色味をキープしたい方
にっしゃん「アッシュにしたいけど緑になるのは絶対イヤ!」という人は、まずこれから試せば間違いありません!
番外編7位:グッバイオレンジ(青緑強発色)
【番外編・総合1.80】青緑に強く発色するタイプ。白ブロンドの毛束ではグレーに近づかず数字は低い

- 青と緑のダブル補色で髪に残るオレンジ・赤みを打ち消す設計
- 青緑は3分から発色開始、5〜7分がベスト
- 軋みが控えめでキシみが少ない
- 容量310gと大容量でコスパが良い
- ブリーチなし〜1回のオレンジ味カバーに向く
- 毛先が傷んで黄色いと緑になるリスクが高い
- ハイブリーチで「グレー系アッシュ」狙いには色味カテゴリが違う
- ボトルが透明じゃないため残量が見えづらい
検証データにもとづく採点
①②は白ブロンドの毛束に同量を塗り、3分から20分まで放置時間を変えて測色した実測値です。①は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づいたか、②は入った色素の量。③は美容師が実際に使った採点。順位は総合評価の順に並べています。


特徴と検証レビュー

グッバイオレンジの特徴は青と緑のダブル補色で、髪に残る赤み・オレンジ味を打ち消す設計です。
純粋なアッシュ(寒色グレー)というより青緑〜ターコイズ寄りに強く発色するタイプなので、今回は番外編として紹介します。
グッバイオレンジは白ブロンドの毛束で3分から青緑が出始め、5〜7分でターコイズがはっきり乗ります。
彩度が落ちずに色がはっきり出るのは7本の中でグッバイオレンジだけですが、今回の検証は毛束がグレー(無彩色)にどれだけ近づくかを見るものなので、くすませ力は17%と7本で一番低い数字でした。
明るさの落ち幅も−20%と小さく、入った色素の量は7本で2番目に薄い結果でした。
グッバイオレンジはオレンジが残る髪の赤みを打ち消す設計なので、白ブロンドの毛束で測る今回の条件では低く出て、肝心の赤み・オレンジ消しの強さは測れていません。
ただし毛先が黄色く抜けている髪は、青緑+黄色で緑に振れるリスクがあるため、ブリーチなし〜1回でオレンジが残る髪に向いた、使う人を選ぶタイプです。
- 色味: 青緑〜ターコイズ寄りの強発色
- おすすめ: ブリーチなし〜1回でオレンジ・赤みをしっかり消したい上級者
にっしゃん純アッシュとは少し違う青緑強発色だけど、オレンジが残る髪の赤みを狙う設計だから白ブロンドの毛束では数字が低め。毛先が黄ばんでなければ、上級者の寒色キープにしっかり効きます!
ノンブリーチ毛でもアッシュシャンプーは使える?
結論から言うと、使えますが劇的な色の変化は期待できません。

アッシュシャンプーはあくまで「髪の表面に色素を乗せる」ものなので、黒髪や暗い茶髪を明るくしたり透明感のあるグレーにしたりする力はありません。
ただし、ノンブリーチの髪色でも退色して出てきた赤っぽいキラキラを抑えるという効果は十分にあります。
特に1位のクオルシア アッシュや4位のKYOGOKU オリーブアッシュのような色の発色が高い(色素が濃い)タイプを使えば、光に当たった時の透け感をアッシュに寄せることは可能です。
にっしゃん「なんとなく赤っぽさが落ち着いたかな?」という程度のニュアンスチェンジとして活用するのがおすすめです!
アッシュシャンプーとシルバーシャンプーとの違い
よく似ている「アッシュシャンプー」と「シルバーシャンプー」ですが、基本的には以下のように使い分けます。

- アッシュシャンプー(青色の色素メイン)
- 赤み・オレンジみを消したい時に使う。(暗髪でもハイトーンでも)
- 暗めの髪や、茶色っぽく退色した髪におすすめ。
- シルバーシャンプー(無彩色・グレーの色素メイン)
- 黄色みを消して、くすませたい時に使う。
- ブリーチをした金髪や、ハイトーンの髪におすすめ。
自分の髪の退色状態を見て、「オレンジっぽいならアッシュ」「黄色っぽいならシルバー」と選ぶのが失敗しないコツです!
>>>黄色っぽく退色したシルバー系の髪なら、美容師が染め比べた「シルバーシャンプーおすすめランキング」から選んでみてください!

アッシュシャンプーでよくある失敗
アッシュシャンプーを使う上でいちばん多い失敗は、髪が緑色になってしまったというケースです。
これは、ブリーチなどで髪が「黄色」くなっている状態のハイトーンの髪色に、アッシュシャンプーの「青」が混ざることで、絵の具と同じ原理で「緑」になってしまう現象です。

特に青色の色素の濃いシャンプーを、黄色みの強いハイトーンの髪に長時間放置すると起こりやすくなります。
もし緑になるのが心配な場合は、「紫シャンプー(ムラシャン)」を少し混ぜて使うか、放置時間を短くして様子を見ながら使うようにしてください。
まとめ
アッシュシャンプー比較表
①②は毛束を測色した実測値・③は美容師の採点/総合の高い順に並べています
| 順位 | 商品画像 | 商品名 | 検証画像 (タップで拡大) |
①くすませ力 5点満点 |
②色の発色 5点満点 |
③使用感 5点満点 |
総合 3項目の平均 |
色味の傾向 | 放置時間(目安) | 手触り・使用感 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1
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クオルシア アッシュ |
|
3.70 |
非常に濃い ブルーバイオレット系 |
5分以内 (緑になる注意) |
サラッと軽め(軋みは感じにくい) | |||
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2
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KYOGOKU アッシュグレー |
|
3.53 |
黄も赤も抑える ニュートラルグレー |
5〜10分でグレー (3分でも発色・15分がピーク) |
サラサラ・軋みにくい | |||
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3
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カラーガジェット ブルーベリーアッシュ |
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3.43 |
無彩色に近い クリアなグレー |
5〜10分が目安 (20分で一番グレーに近づく) |
なめらかで指通りが良い | |||
| 4 |
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KYOGOKU オリーブアッシュ |
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3.40 |
緑に振り切らない オリーブブラウン |
5〜10分がベスト (3分で黄色味が消える) |
軋みにくくさらっと | |||
| 5 |
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イロプラス アッシュ |
|
3.32 |
紫寄りの 濃いめグレー |
短時間でも変化あり | ややきしみあり | |||
| 6 |
|
ソマルカ アッシュ |
|
2.80 |
透明感のある 薄めのグレー |
短時間でも変化しやすい | 軽めだが毛先はかなりきしむ | |||
| 番外編 7位 |
|
グッバイオレンジ 青緑強発色 |
|
1.80 |
青緑〜ターコイズ系 (強発色) |
5〜7分 (毛先の黄ばみは緑注意) |
軋み控えめ・泡立ち良好 |
アッシュシャンプー選びで大切なのは、「どれが一番高性能か」よりも「今の自分の髪の悩み(赤み・黄色み)に合っているか?」です。
- 赤み・オレンジをしっかり抑えたい(色素の濃さ重視)なら 1位のクオルシア アッシュ(※金髪では青紫になるので注意)
- バランス良くグレーをキープしたいなら 2位のKYOGOKU アッシュグレー(黄ばみも赤みも同時ケア)
- 金髪〜ハイトーンを一番グレーに近づけたいなら 3位のカラーガジェット ブルーベリーアッシュ(色素は薄め)
- 赤み・オレンジみをやわらかいブラウンで抑えたいなら 4位のKYOGOKU オリーブアッシュ
- 短めの放置でグレーを出したいなら 5位のイロプラス アッシュ(置くほど紫っぽくなる)
- 失敗しにくい穏やかな色素でケアしたいなら 6位のソマルカ アッシュ(きしみ対策は必要)
迷った場合は、まず3項目の平均で一番高かった1位のクオルシア アッシュを基準に考えつつ、比較表と採点まとめを見ながら自分の髪の状態(金髪ならくすませ力が高い2位・3位、赤みが残るなら色の発色が高い商品)に合うものを選んでみてください!
カラーシャンプー全般に言えることですが、カラーシャンプーは「元の髪色」との相性が仕上がりを大きく左右します。
自分の髪の状態をよく観察して、きれいなヘアカラーで過ごせるような最適なカラーシャンプーを選ぶ参考にしてみてください!
にっしゃん随時ランキングは更新していきますので、定期的にチェックしてみてください!

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