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インナーカラーの色落ちが汚い?緑・黄ばみの原因ときれいに落ちる色を美容師が解説

インナーカラーの色落ちが汚い?緑・黄ばみの原因ときれいに落ちる色を美容師が解説

「インナーカラーだけ黄色っぽくなってきて、表面と色がちぐはぐ…これって失敗?」

「インナーカラーは色落ちが汚いって聞くけど、きれいに落ちる色ってあるの?」

にっしゃん

こういった疑問に、美容師歴15年以上の私『にっしゃん』がインナーカラーと表面の髪の違いからお答えしていきますね!

結論から言うと、インナーカラーの色落ちは内側の色が抜けて黄色が出てくるだけなので全頭ブリーチの色落ちほど派手にはなりません。

インナーカラーが色落ちしてきたなと感じるのはブリーチ1回程度で1〜2週間、表面は3〜4週間なので内側だけが先に明るくなっていくんです。

色落ちしてもきれいに見えるのは色が抜けたあとに出てくる黄色と同じ系統のベージュ・ミルクティー・オレンジ系で、青やシルバー系は途中で緑っぽく見える時期があります。

髪を結んだ時に内側の黄色っぽさが目に入ると気になりますが、そのまま明るいインナーカラーとして楽しむか色味を足すかは好みで選べます。

この記事を書いた人

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にっしゃん (西村 拓弥)

  • 美容師歴15年以上
  • トップスタイリストを経験後、大阪で独立開業
  • 美容室【lit.(リト)】を運営(公式サイト)
  • サロンワークと並行してブログ【イロモチプラス】を運営中
  • 実際に全商品を毛束で検証、忖度なしでレビュー
  • カラーシャンプー検証毛束本数【400本】超え

「サロン帰りの色を一日でも長く楽しんでほしい」という想いでブログを運営をしています!

タップできる目次

インナーカラーの色落ちは汚い?内側だけなので表面には出てこない

インナーカラーの内側と表面で色の抜け方が違うことを示すイメージ

まず、インナーカラーの髪で何が起きているのかから見ていきましょう!

インナーカラーはブリーチしてから色を入れているので、抜けると黄色が出てくる

インナーカラーは、内側だけをブリーチしてから色を入れるダブルカラーがほとんどです。

日本人の髪は明るくするほど赤み・オレンジ・黄色の順に変わるので、ブリーチをしたインナーカラーは黄色の段階まで進んでいます。

時間がたって入れた色が抜けると、ブリーチで明るくなった黄色が表に出てきます

ブリーチをしていない表面の髪には赤みが残っているので、カラーをしていても薄れて赤みのあるブラウンになるだけです。

表面が黒髪のままなら、染めた色が抜けるという変化自体が起きません。

ブリーチした内側には黄色、していない表面の髪には赤みが残ることを示した図解
部分と施術 髪に残っている色 入れた色が抜けたあとに出る色 表面との見え方
内側(ブリーチあり) 黄色(1回程度はオレンジ混じり) 黄色(明るいインナーカラーとして残る) 表面とは反対の色なので、明るいインナーカラーとして一番際立つ
表面(黒髪のまま) 赤み(透けない) 変わらない 黒と黄色の2色で、差が一番はっきり出る
表面(ブリーチなしのカラー) 赤み〜オレンジ 赤みのあるブラウン 赤みのブラウンと黄色が並び、黒髪より差はゆるやか
内側(ブリーチなし) 赤み〜オレンジ オレンジ〜赤みのブラウン 表面と同じ系統に抜けるので、なじんで見える

落ちたあとの色は入れた色によって変わる|青・シルバー系は緑っぽく、暖色系はオレンジに

色落ちしたインナーカラーの見え方が色によって変わるのは、出てきた黄色とまだ残っている入れた色が混ざるからです。

青・シルバー系のインナーカラーは残った青みが黄色と混ざって緑っぽく見え、ピンクやオレンジなどの暖色系はオレンジっぽくなります

緑っぽく見えるのは青みと黄色の掛け算なので、ブリーチ1回程度のインナーカラーでも起こります。

緑っぽさが一番はっきり出るのは黄色が強く出るブリーチ2回の髪なんですよ!

ブリーチを3回以上して白に近いインナーカラーは黄色が少ないので緑になりにくく、青みを入れすぎた時だけ青っぽく寄ります。

もうひとつ、色が抜けてから明るさのムラが見えてくることもあります

傷みのある毛先ほど入れた色が早く抜けるので、根元側にまだ色が残っていても毛先から先に黄色が出てくるんです。

>>>緑になるかシルバーで止まるかの分かれ目は「青髪の色落ちが汚い!?シルバーor緑になる2つの条件と3種類のカラーシャンプーの選び方」で詳しく解説しています!

全頭ブリーチとの違いは入れる場所|表面に出ないので派手になりすぎない

黄色が出てくる仕組みは同じでも、インナーカラーの色落ちが全頭ブリーチほど派手にならないのは色が入っている場所が違うからです

  • 明るさが表面にがっつり出ない:ブリーチしているのは表面の髪の下にある内側だけです。全頭ブリーチのように頭全体が明るくなるわけではないので、抜けてきても派手になりすぎません。
  • 見せる量を自分で決められる:耳にかけたり結んだりすれば見えて、下ろせば表面の髪がかぶさります。同じ部分ブリーチでも、表面に細く散らすハイライトは量を調整できません。
  • ムラが出ても内側なので目立たない:色が抜けて明るさのムラが出てきても、内側に収まっているので頭全体がまだらに見える全頭ブリーチほど目立ちません。

ブリーチ3回以上で白に近いところまで抜けていれば、明るいベージュのインナーカラーとしてそのまま楽しめます。

にっしゃん

ブリーチ1〜2回のはっきりした黄色や青・シルバー系の緑っぽさが気になってきたら、インナーカラーはカラーシャンプーで家でも色味を足せますよ!

インナーカラーの色落ちはどれくらい?日数別に内側と表面の色がずれていく

髪を耳にかけて内側のインナーカラーが明るくなっているのが見えている様子

このセクションで紹介する日数は、インナーカラーがブリーチ1回程度・表面が黒髪のままかブリーチなしのカラーの人を基準にしています。

インナーカラーのブリーチが2回以上なら、色落ちまでの日数は半分ほどに読み替えてください。

染めたて〜3日|インナーカラーも表面も色が一番濃い

インナーカラーの染めたて。内側のベージュがしっかり入っている状態

染めた直後のインナーカラーは、サロンで入れた色がそのまま出ている状態です。

インナーカラーが一番きれいに見えるのはこの数日なので、写真を残すならここです!

1〜2週間|インナーカラーだけ先に明るくなって、表面との差が一番はっきりする時期

1〜2週間で内側だけ黄色が透けてきたインナーカラー

インナーカラーの色が抜けてきたと感じ始めるのは1〜2週間ごろで、ちょうどこの時期に黄色が透けてきます。

ただし耳にかけなければインナーカラーは表面の髪に隠れるので、思ったほど目立たない時期でもあるんです。

インナーカラーが青・シルバー系の人は、1〜2週間ごろから緑っぽく見え始めます。

色味をもう少し残したい人は、黄色が透け始めたこの時期からカラーシャンプーで色を足すと変化が分かりやすいですよ!

>>>黄色が透けてきたインナーカラーに足す1本は「【徹底検証】ムラサキシャンプーおすすめランキング|美容師が実際に染めて黄ばみ消し力を徹底比較」で実際に染めて比べています!

にっしゃん

この時期に「失敗されたかも」と来られる方が一番多いんですが、たいていは染め直すほどのことではありません。
見せたい日は耳にかけて、なじませたい日は下ろす、で乗り切れます。

3〜4週間|表面の色も薄れて赤みが出てくる

3〜4週間で表面も赤みが出てきたインナーカラーの髪

表面がブリーチなしのカラーの人は、3〜4週間で色味が薄れて赤み〜オレンジのブラウンに変わります

表面が暖色系なら、この変化は1〜2ヶ月かけてゆっくり進みます。

表面が黒髪のままの人は色が変わらないぶん、黒と明るいインナーカラーの差がはっきりしてくるのが3〜4週間ごろです。

次に入れる色をベージュやミルクティー寄りにしておくと抜けたあとの黄色との差が小さいので、ベージュシャンプー1本でいつでも戻しやすくなります

インナーカラーがブリーチ1回なら、3週目にはオレンジ混じりの黄色がはっきり出ます。

ブリーチが2回以上の人は、この頃には明るい黄色で落ち着いています。

1ヶ月〜2ヶ月|根元にも黒が出て3層になる

根元の黒・内側の黄色・表面のブラウンが3層に並んだインナーカラー

インナーカラーは黄色、表面は赤みのブラウンか黒髪、根元は伸びてきた黒。

この3つが縦に並んで見えるのが1ヶ月から2ヶ月の時期です

インナーカラーの色だけ入れ直すなら1ヶ月から、根元が伸びてブリーチからやり直すなら2〜3ヶ月が目安です。

色だけ入れ直すならブリーチをしないぶん髪の負担も軽く、時間も費用も抑えられます!

インナーカラーは根元が伸びても表面に出にくいので、全頭ブリーチよりサロンに行く間隔を空けられます。

カラーシャンプーでできるのはインナーカラーに色味を少し足して黄みや赤みを落ち着かせるところまでで、抜けた青みや紫みを元どおりに戻すのは難しいです。

インナーカラーを染めたてに近い濃さまで戻したいなら、カラーバターやカラートリートメントで色を入れ直すかサロンで染めなおす方がいいでしょう!

にっしゃん

インナーカラーは表面より先に動くので、表面がまだきれいでも内側だけ見て判断してくださいね。
3層になってきたら、そろそろ染め直しの相談どきです。

>>>同じ部分ブリーチでも、表面に細く散らすハイライトは見え方が変わります。「ハイライトの色落ちが汚い!?キレイに保つ美容室の周期と4つの方法」にまとめています!

インナーカラーの色落ちがきれいな色・変わって見える色【色別早見表】

インナーカラーに入れた色ごとの色落ち後の見え方を比べるイメージ

インナーカラーに入れた色がきれいに落ちるか変わって見えるかは、ブリーチした髪から出てくる黄色と同じ系統かどうかの1点で決まります!

インナーカラーで色落ちしにくい色は?きれいに落ちるのは抜けたあとの黄色と同じ系統の色

抜けたあとに出てくる黄色と同じ系統に落ちる色は染めたてとの差が小さく、黄色と混ざる寒色系は途中で色が変わって見えます

色落ちが目立つまでの速さと染料が抜ける速さは別物で、ピンクやオレンジなどの暖色系が長くきれいに見えるのは染料が強く残っているからではありません。

あとから出てくる黄色も暖色なので、ピンクやオレンジが抜けて黄色と混ざってもオレンジ寄りの色に落ち着き、色が変わったと気づかれにくいだけです。

オーダーで「色落ちを遅らせたいので濃いめでお願いします」と伝えれば、色を濃く入れるぶん仕上がりは少し暗めになりますが黄色が透けるまでの日数が伸びます!

これから入れる色を迷っているなら、ベージュ・ミルクティー・オレンジ・ピンク系が無難です!

青・シルバー・ラベンダー系は色の変化が大きいぶん、色味を足しながら楽しみたい人はカラーシャンプーを1本用意しておくと安心です!

色別早見表|落ちたあとの色と合うカラーシャンプー

インナーカラーに入れた色 判定と理由 落ちたあとの色と合うカラーシャンプー
青・ネイビー
>> 青髪の色落ち関連:ネイビーブルーブラック
△ 色が変わって見える
青が抜ける途中で出てきた黄色と混ざり、緑っぽく見える時期があります。1回でも起こります
緑っぽさを通って黄みへ
ピンク系
>> ピンクがオレンジになる理由関連:ピンクブラウンピンクベージュラベンダーピンク
○ 馴染む
黄色と混ざってオレンジ寄りのピンクになり、濁らず馴染みます
オレンジ寄りのピンク→黄みベージュ
紫・ラベンダー
>> ラベンダーベージュの色落ち関連:ラベンダーブラウン
○〜△
紫は黄色の補色なので、残っているうちは黄ばみを抑えます。抜けると黄色が前に出ます
黄みベージュ
緑・オリーブ
>> 緑髪の色落ち関連:オリーブベージュ
△ 色が変わって見える
青みが抜ける途中で黄緑やカーキを通ってから黄みに落ち着きます
黄緑〜カーキを通って黄みへ
シルバー・ホワイト系
>> シルバーの色落ち関連:ホワイトシルバーホワイトベージュ
△ 黄色が早く出る
色素が薄く明るいぶん抜けが早く、下の黄色がそのまま出ます。明るいベージュとして楽しむこともできます
明るい黄色
アッシュ・グレージュ
>> アッシュの色落ち関連:アッシュグレーグレージュアッシュブラウン
△ 色が変わって見える
青みが先に抜けて黄色が前に出ます。途中で緑っぽく見えることもあります
くすんだ黄色〜黄みベージュ
ベージュ・ミルクティー
>> ミルクティーベージュの色落ち関連:ミルクティーブラウンブリーチなしで作るなら
◎ きれいに落ちる
抜けたあとの黄色と同じ系統なので、色落ちしても気づかれにくい色です
黄みベージュ
オレンジ
>> オレンジベージュの色落ち
◎ きれいに落ちる
黄色と隣り合う暖色なので、抜けても色の系統が変わりません
黄みオレンジ〜ベージュ

>> 赤髪の色落ち
○〜△
暖色なので系統は合いますが、染めたてが鮮やかなぶん抜けた時の差が大きく見えます
オレンジ〜ピンクオレンジ

透明感を優先して色を薄く入れたインナーカラーは色素が少ないぶん黄色が早く透けるので、同じ色でも早見表にある落ちたあとの色まで早く進みます

色落ち後に使うカラーシャンプーは入れた色と同じ系統が基本で、抜けきって黄色だけが気になってきたらムラサキに切り替えます。

>>>もう色が決まっている人は「インナーカラーの色落ち後どうする」から、1本の選び方へ進んでください!

にっしゃん

迷ったら、今のインナーカラーの色が抜けたらどうなるかを想像して選んでみてください。
そこまで考えて選べた色は、色落ちしてきても慌てずに済みます!

インナーカラーの色落ちはブリーチなし・1回・2回以上で変わる|落ちたあとの色一覧

ブリーチ回数によってインナーカラーの落ちたあとの色が変わることを示すイメージ

同じ色を入れても、インナーカラーのブリーチ回数で落ちたあとの色は変わります。

ブリーチ回数 明るさ 髪に残っている色 落ちたあとに出る色 色落ちを感じる時期
なし 黒髪から1回のカラーで8〜9レベルすでに茶髪なら10〜11レベル/繰り返しても12レベル前後が上限 赤み〜オレンジ オレンジ〜赤みのブラウン 3〜4週間暖色系は1〜2ヶ月
1回 14〜15レベル色を入れる前の明るさ(幅13〜16) オレンジ〜黄色 オレンジ混じりのくすんだ黄色 1〜2週間
2回以上 16〜17レベル3回以上なら18〜19レベル 黄色 明るい黄色〜ペールイエロー 5〜7日

ブリーチなしのインナーカラーの色落ちは赤み〜オレンジへ|表面と同じ系統に抜ける

ブリーチなしのインナーカラーは表面の髪と同じく赤みが残るので、赤み〜オレンジのブラウンに色が抜けてきます。

赤み〜オレンジのブラウンは表面の髪となじんで見えます

なじむのは色味だけで、インナーカラーと表面の明るさの差は色落ちしても消えません。

表面が黒髪のままなら、ブリーチなしの8〜9レベルでも十分インナーカラーとして見える明るさです

ブリーチなしのインナーカラーは明るさの上限が12レベル前後なので、白っぽいシルバーや鮮やかなピンクは出せません。

>>>ブリーチを使わずに出せる明るさの上限は「ブリーチなしダブルカラーとは?上限12レベルでできる色・値段と時間・色落ちを美容師が解説」で確認してみてください!

カラー剤に書かれている明るさの数字は薬剤側の設計値なので、黒髪に1回塗って実際に出る明るさとは別です。

そのぶんブリーチなしのインナーカラーは、8〜10レベルでも成立する色を選ぶのがコツです

  • きれいに出る:ベージュ・ピンクブラウン・オリーブなどのマット系。残っている赤みと喧嘩しません
  • 濁りやすい:アッシュ・グレージュ。赤みに負けてくすんだブラウンに見えます
  • 出せない:シルバー・ラベンダー・白っぽい色。明るさが足りません

ブリーチ1回はオレンジ混じりの黄色、2回以上は明るい黄色へ

ブリーチ1回の場合、色を入れる前の明るさは14〜15レベルでオレンジ〜黄みの強いイエローオレンジになっています。

1回ブリーチしたインナーカラーは入れた色が抜けると、オレンジ混じりのくすんだ黄色が出てきます

硬い髪や黒染めをした履歴がある人は、同じブリーチ1回でも13レベル止まりになることがあります。

インナーカラーを入れる耳の後ろから襟足にかけては体温が届きにくいので、同じブリーチでも顔まわりより明るくなりにくい部分です

ブリーチ2回以上のインナーカラーは16〜17レベルまで明るくなり、入れた色が抜けると明るい黄色になりますよ!

ブリーチ3回以上で白に近いインナーカラーは色素が入りやすいので、ムラサキシャンプーを使う場合は色素の薄い淡いタイプを選んでください。

ブリーチの回数が増えるほど色落ちは早くなりますが、黄色が薄いぶんカラーシャンプーの色はのりやすく色味を足しながら楽しめます!

にっしゃん

同じピンクでも、ブリーチ1回と2回以上では落ちたあとの色が変わります
カウンセリングで前回の回数を聞かれるのは、そのためなんです。

インナーカラーの色落ち後どうする|色味を足すならカラーシャンプー1本でいい

インナーカラーの色落ち後に使うカラーシャンプーのイメージ

結論から書くと、用意するカラーシャンプーは1本だけで塗り分ける必要もありません!

ブリーチをしたインナーカラーはサロンに行かなくても家で色味を変えやすい部分です。

黄色が出てきたインナーカラーは次の予約まで我慢するのではなく、家で色味を足して遊べるヘアカラーだと思ってください!

ブリーチなしでインナーカラーが10レベル以下の人は、カラーシャンプーの色がのっても変化は見えづらいです。

ただし色はきちんとのっているので、サロンで入れたヘアカラーの色持ちは良くなります

色味の変化まで楽しみたい人は、次のサロンでインナーカラーをもう少し明るくしてもらってください。

カラーシャンプーが1本でいい理由|色の変化が見えやすいのは11レベル以上のインナーカラー

カラーシャンプーはインナーカラーと表面の髪に塗り分けず、全体に使って大丈夫です

カラーシャンプーの色はインナーカラーにも表面の髪にものりますが、色の変化が見えやすくなるのは11レベル以上の明るさからです。

ブリーチをした髪は13レベル以上あるので、色がはっきり変わります。

自分のインナーカラーが何レベルか分からない時は、明るい窓際で内側の毛束を手に取って光に透かしてみてください。

  • 金色に透ける:13レベル以上。カラーシャンプーの色がはっきり出ます
  • 明るく澄んだオレンジ〜金色:11〜12レベル。うっすら変化が出ます
  • オレンジだけど濁っていて明るく透けない:10レベル以下。色の変化は見えづらいですが、色持ちは良くなります

表面の髪は元の色が濃いので、6〜8レベルなら変化は見えづらく9〜10レベルでもうっすらくすむ程度です。

つまり髪の明るさの差が、勝手に塗り分けをしてくれている状態です!

ただしインナーカラーは内側をまとめてブリーチしているぶん、その部分が色をよく吸います

最初に使うカラーシャンプーは色素の薄い淡いタイプか、濃いタイプなら1〜2分の短い放置から試すと入りすぎる失敗がありません!

>>>明るさで見え方がここまで変わる理由は「シルバーシャンプーは茶髪に効果ある?効く茶髪・効かない茶髪の条件と使い分けを美容師が解説」で検証しています!

カラーした当日から普通のシャンプーで洗えるので、48時間待つ必要はありません。

サロンで一度流してあるので、我慢しても色持ちに大きな差は出ません!

カラーシャンプーは入れた色と同じ系統で選ぶ|抜けきって黄色だけ気になるならムラサキ

選ぶカラーシャンプーは、インナーカラーに入れた色と同じ系統の1本が基本です。

ピンク系ならピンクシャンプー・ベージュ系ならベージュシャンプーのように、入れた色を足しながら保ちます。

色が抜けきって黄色だけが気になってきたらムラサキシャンプー、オレンジっぽさが気になってきたらアッシュシャンプーに切り替えてください。

青・シルバー系のインナーカラーだけは、黄色が完全に出きる前からムラサキシャンプーを使い始めると緑っぽさを通らずに済みます。

>>>青みと黄色が混ざって緑っぽくなる仕組みは「シルバーシャンプーで緑になる原因は?今すぐできる直し方と緑になりにくい商品の選び方を美容師が解説」で掘り下げています!

インナーカラーに入れた色・今の状態 選ぶ1本 頻度 放置時間
基本は入れた色と同じ系統で保つ
ピンク・赤系 ピンクシャンプー 週2〜3回 3〜5分
ベージュ・ミルクティー系 ベージュシャンプー 週2〜3回 3〜5分
オレンジ系 オレンジシャンプー 週2〜3回 3〜5分
紫・ラベンダー系 ムラサキシャンプー 週2〜3回 3分から足りなければ少しずつ伸ばす
アッシュ・グレージュ系 アッシュシャンプー 週2〜3回 3〜5分
青・シルバー・グレー系グレー感を保つ シルバーシャンプー 週2〜3回 3〜5分
抜けきって気になってきたら切り替える
黄色だけが気になるブリーチ1〜2回程度 ムラサキシャンプー 週2〜3回 3分から足りなければ少しずつ伸ばす
ほぼ白で黄ばみ始めブリーチ3回以上 淡いムラサキシャンプー 週2〜3回 3分から
オレンジっぽさが気になるブリーチ1回/11レベル以上のブリーチなし アッシュシャンプー ブリーチ1回は週2〜3回
11レベル以上のブリーチなしは週1〜2回
3〜5分
緑っぽく見えてきた まず普通のシャンプーで数回洗って青みを落としてからムラサキシャンプー 週2〜3回 3〜5分

カラーシャンプーの色が濃く入りすぎた時も普通のシャンプーで数回洗えば落ち着くので、気負わずに選んで大丈夫です。

今のインナーカラーに合わせて選ぶカラーシャンプー

毛束を染めて比べたムラサキシャンプーの中でも、黄色が透けてきたインナーカラーに合わせやすいのは明るさを落としにくく白っぽく残せるKYOGOKU ブルーパープルです。

KYOGOKU ブルーパープルの検証結果|before・3分・5分・7分・10分・15分・20分
ブリーチした毛束で放置時間ごとに検証した結果です。少しずつ黄ばみが消えていくので、色をよく吸うインナーカラーでも入りすぎません

\ インナーカラーの黄みを、白っぽさを残したまま消す /

オレンジっぽさが出始めたインナーカラーに合うのは、色が入りすぎないのにグレーへくすませる力が強いカラーガジェット ブルーベリーアッシュです。

\ オレンジっぽくなり始めたインナーカラーをグレーに寄せる /

>>>インナーカラーの赤みやオレンジを抑える1本は「【検証】アッシュシャンプーおすすめランキング|色落ち・赤み消しの違いを美容師が徹底比較」に順位をつけてまとめました!

青やシルバー系のインナーカラーには、色が入りすぎず青みも濃く入らないプリュスオー シルバーが向いています。

プリュスオー シルバーは緑っぽくなりにくいので、青・シルバー系を入れた人の最初の1本に選びやすいです!

\ 緑になりにくい淡いシルバーから始める /

>>>色を変えずにくすませて保ちたい人は「【徹底検証】シルバーシャンプーおすすめランキング|美容師が実際に染めて比較!」に他の候補も載せています!

カラーシャンプーは髪全体に泡立ててから3分ほど置いて流すのが基本で、物足りなければ少しずつ放置時間を伸ばしてください!

表面も11レベル以上なら表面の髪まで色が変わる|放置時間は短めに

カラーシャンプーが1本でいい理由は明るさの差なので、表面も明るい人だけは例外です

全体がハイトーンの人・ハイライトが入っている人・毛先が明るい人は、表面の髪にも色がのって見えます。

カラーシャンプーの放置時間を3分からに短くして、頻度を週1〜2回に落とすだけで十分です!

毎日のケアで色持ちに特に効くのは、シャワーを38℃以下にする・洗ったらすぐ乾かす・アイロンは140〜160℃までにするの3つです!

にっしゃん

「インナーカラー用と表面用で2本要りますか?」は本当によく聞かれますが、1本で足ります
暗い表面の髪は色がのっても分かりづらいので、気にせず全体を洗ってください。

インナーカラーの色落ちでよく聞かれる5つの質問

インナーカラーはどれくらいで色落ちしますか?

インナーカラーはブリーチ1回程度なら1〜2週間・2回以上なら5〜7日で、色が抜けてきたと感じ始めます。

ブリーチなしのインナーカラーなら色落ちを感じるのは3〜4週間ごろで、ピンクブラウンなどの暖色系は1〜2ヶ月かけてゆっくり薄れていきます。

表面の髪はブリーチなしのカラーなら3〜4週間で赤み〜オレンジのブラウンになり、黒髪のままなら色は変わりません。

青・シルバー系のインナーカラーが緑っぽくなってきました。どうすればいいですか?

まずは普通のシャンプーで数回洗って青みを落とし、シルバーシャンプーなど青みのあるカラーシャンプーを使っている人はその間お休みしてください。

インナーカラーが緑っぽく見えるのはまだ残っている青みと出てきた黄色が混ざっているからで、黄色が出たまま青みやグレーを足すとかえって緑っぽくなりやすいです。

青みが薄れてきたらムラサキシャンプーを週2〜3回・3〜5分置いて、出てきた黄色を打ち消すと緑っぽさが抜けて明るいインナーカラーに近づきます!

入れた青やシルバーの色味まで戻したい時は、カラーバターやカラートリートメントで色を入れ直すかサロンで染めなおしてください。

>>>緑になったインナーカラーの戻し方は「シルバーシャンプーで緑になる原因は?今すぐできる直し方と緑になりにくい商品の選び方を美容師が解説」を参考にしてください!

インナーカラーにカラーシャンプーはいつから使えますか?

入れた色を保つために同じ系統のカラーシャンプーを使うなら、染めたてからで大丈夫です!

ピンク系のインナーカラーならピンクシャンプー、ベージュ系ならベージュシャンプーがそれに当たります。

染めたてに始めそびれた人も、インナーカラーに黄色が透け始めたころから使えば色味を残しやすくなります。

黄色やオレンジっぽさを打ち消す目的なら、インナーカラーの色落ちを感じてその色が出てきてから使い始めてください。

インナーカラーはブリーチした部分が色をよく吸うので最初は淡いタイプのカラーシャンプーか、濃いタイプなら1〜2分の短い放置から試すと入りすぎません!

>>>カラーやブリーチをした当日から普通のシャンプーで洗っていいかは「ブリーチ後のシャンプーはいつから?『48時間洗うな』は嘘?美容師が本当のケア方法を解説」をチェックしてみてください!

インナーカラーが色落ちして明るくなってきました。学校や職場で目立たないようにできますか?

インナーカラーは髪を下ろせば表面の髪がかぶさるので、耳にかけたり結んだりしなければ目立ちにくいです。

ただし色落ちが進むほどインナーカラーは明るくなるので、髪が動いた時にちらっと見えやすくなります。

規定に合わないくらい明るくなった時は、黒染めではなく暗めのカラートリートメントで色を入れて落ち着かせると次にまたインナーカラーを楽しみやすいです!

カラートリートメントの色はシャンプーのたびに少しずつ落ちるので、規定が厳しい日の前にはもう一度入れておいてください。

インナーカラーをやめたい。黒染めで一色に戻していいですか?

一色に戻すことはできますが、黒染めをすると次にまた明るくしたい時のハードルが上がります。

黒染めをした髪はブリーチを使わないカラーでは半年たってもほとんど明るくならず、1年以上前に染めた髪でも思うようにいかない人がいます。

もう一度明るくするには黒染めの色を抜く脱染剤か部分ブリーチが必要になるので、この先のヘアカラーの予定まで考えてから一色に戻すか決めてください!

>>>黒染めのあとに何色へ動いていくかは「黒染めの色落ちは赤茶〜レッドオレンジ|半年経過+活かすvs抑える美容師解説」で時期ごとに紹介しています!

まとめ|色落ちしたインナーカラーは明るいアクセントとして楽しめる。色味を足すならカラーシャンプー1本でいい

インナーカラーの色落ちと対処のまとめイメージ
この記事のまとめ
  • インナーカラーの色落ちは内側だけなので表面には出てこない
    • 入れた色が抜けて出てきた黄色とまだ残っている色が混ざり、青・シルバー系はブリーチ1回でも緑っぽく・ピンクやオレンジはオレンジ寄りに見える
    • 緑っぽさが一番はっきり出るのは黄色が強いブリーチ2回の髪
    • 傷みのある毛先から色が抜けてムラが出ても内側に収まるので、頭全体がまだらに見える全頭ブリーチとは見え方が違う
    • ブリーチ3回以上で白に近ければ明るいベージュのインナーカラーとして楽しめて、1〜2回のはっきりした黄色はカラーシャンプーで色味を足せる
  • インナーカラーと表面の髪は色落ちする時期がずれていく
    • インナーカラーの色落ちを感じるのはブリーチ1回程度で1〜2週間・2回以上なら5〜7日
    • 表面の髪はブリーチなしのカラーなら3〜4週間・暖色系なら1〜2ヶ月で赤み〜オレンジのブラウンになり、黒髪のままなら変わらない
    • 1〜2ヶ月で根元にも黒が出て3層になり、染め直しは色だけなら1ヶ月から・ブリーチからなら2〜3ヶ月が目安
  • きれいに落ちるのは抜けたあとの黄色と同じ系統の色
    • ベージュ・ミルクティー・オレンジ系は色落ちしても気づかれにくく、ピンクは黄色も暖色なのでオレンジ寄りに落ち着く
    • 青・シルバー系は途中で緑っぽく見える時期があり、アッシュ・ラベンダー系は色が抜けると黄色が前に出る
  • ブリーチなし・1回・2回以上で落ちたあとの色が変わる
    • ブリーチなしは黒髪から8〜9レベル・上限12レベル前後で、赤み〜オレンジのブラウンに抜けて色味が表面の髪となじむ
    • ブリーチなしで出しやすいのはベージュ・ピンクブラウン・オリーブで、アッシュ・グレージュは赤みに負けてくすんだブラウンに見える
    • ブリーチ1回は色を入れる前が14〜15レベルで、色が抜けるとオレンジ混じりのくすんだ黄色が出てくる
    • ブリーチ2回以上は色を入れる前が16〜17レベルで、色が抜けると明るい黄色〜ペールイエローになる
  • 色味を足すならカラーシャンプーは1本でいい
    • カラーシャンプーの色の変化が見えやすいのは11レベル以上なので塗り分けは要らず、10レベル以下の髪にも色はのって色持ちは良くなる
    • インナーカラーは色をよく吸うので、最初は淡いタイプのカラーシャンプーか濃いタイプなら1〜2分の短い放置から試す
    • 基本は入れた色と同じ系統のカラーシャンプーを週2〜3回、抜けきって黄色だけ気になったらムラサキシャンプー・オレンジっぽさならアッシュシャンプーに切り替える
    • 表面の髪も11レベル以上の人は色がのって見えるので、放置時間は3分からにして頻度を週1〜2回に落とす

インナーカラーは、色が抜けると黄色が出てくる部分と赤みが残る表面の髪が同じ頭に並ぶカラーです。

明るくなった部分はアクセントとしてそのまま楽しんでよくて、もう少し色味を足したい時はカラーシャンプー1本を足せば十分です。

まずは今のインナーカラーを見て、入れた色を保ちたいのか黄色が気になってきたのかでカラーシャンプーを選んでください。

入れた色と同じ系統のカラーシャンプーは染めたてから使えて、黄色を打ち消すためのムラサキシャンプーはインナーカラーの色落ちを感じてからで間に合います。

カラーシャンプーの色が濃く入りすぎても普通のシャンプーで数回洗えば落ち着くので、気負わずに試してみてください!

根元にも黒が出て3層に見えてきたら、インナーカラーの染め直しをサロンに相談するタイミングです。

次のサロンで色持ちを良くしたい時は「濃いめで」とお願いすると、少し暗めに仕上がるぶん黄色になってしまうまでの日数を伸ばすことができます!

にっしゃん

インナーカラーは抜けてきたあとの色までデザインのうちだと思って入れています!
染めたての色も明るくなっていく途中の色も、それぞれ楽しんでくださいね!

インナーカラーの色が抜けきって黄色だけ気になってきたら、毛束で比べたムラサキシャンプーのランキングが役に立ちます!

\ 明るくなったインナーカラーに紫を足すならコレ! /

>>>インナーカラーにオレンジっぽさが出ている場合は「【検証】アッシュシャンプーおすすめランキング|色落ち・赤み消しの違いを美容師が徹底比較」も見てみてください!

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